患者さんを晒すは下品の極み


 自分の仕事は
自分が納得出来ていれば
良いのである。

 患者さんからの
お誉めの言葉等を
イチイチ
ホームページやら紙面で
公開するは
下品な行いである。

 私は自分の診療所に
来られている患者さんの名前など
絶対に公表など出来ない。

 放蕩三昧であった
若かりし頃より
一流の店を
支払い等
気にしないで
行き来した私である。

 育った境遇を感謝している。

 通常、御茶屋なり
料亭に於いては
店の格式が在る処は
御客同志が
顔を会わさぬ様に迄
配慮するは
当然の事ながら
自分の店の
お得意様等は
口が割けても
宣伝の為に等
使わないものである。

 無駄だ、贅沢だと
味気ない風潮の昨今であるが、
良いものは
無駄から生まれるを
常とする。

 自分の処の宣伝に
熱心なのも良いが
下品な行いにより
お里がしれるは
親不孝である。

 良いものは
上には上が在るを
知るべきである。