歯科の営業の方々から頻繁に耳にする台詞。
ー 先生方の多くが、先生のブログをご覧になっているんですよ! ー
ほー!そうなんですか?
と、何時ものように飄々と返す私です。
私のブログは、
本来はうちの学生諸君への日々のメッセージとして始めたものです。
今では、若い先生方が大勢にご覧になって下さっているのは知っていました。
私は人格者ではありません。
大工に例えるならば、古典建築と工法を守る大工で居たいと、
常々、心に留めて器具を手にしてきました。
ですから、標準軸での綴りはしていません。
歯科の道に入って、折れそうだ!もう駄目だ!という、
歯科に真摯に向き合う人が
私でさえも、これ程に苦しんでいるのだから!と、
心の逃げ道になってくれて、
で、再び患者さんのための精進をと、
思い直して下さるキッカケとして、
何処から本当で、何処からが創作なのか
不思議な想いで眺めて下さるように心かけているんです。
想わぬ処から、
私のブログから、私の診療を受けにお越しになられる患者さんも
最近では大勢になりました。
ですから、初対面のような気持ちにはなりません。
私は私です。
他の歯科医院との競合などは、私は無関心です。
私がこの人から学びたいと欲す歯科医は、大勢いらっしゃいます。
私は、まだまだ吸収したいと欲しています。
と、同じように、
私に挑んで来いよ!と、
受けて立つ気概も失ってはいません。
幼い頃に剣術を学んでいた私は、
身体の小ささで悔しい想いを味わった思い出を忘れてはいません。
歯科道とは、剣術に通じると思っています。
私にとっての歯科とは、そういうモンです。
で、私のブログはその道に浸かった方へのメッセージでもあります。