歯列びの改善は、予防歯科的な観点からはもちろんのこと、
修復治療の予後を一層良いものにするためには、
大変に意義のある治療です。
私は、この分野の治療が必要と思われた際には、
兵庫県川西市にて開業の畑豊先生に矯正治療を依頼しています。
畑先生が現役の間は、安堵しています。
但し、成人の顎関節の正常な症例については、
来年からは症例を選んで、自ら治療を始める積もりです。
私の矯正治療は、CT画像からの画像処理にての情報処理にて進めるものです。
歯列びを綺麗に治そうと思う意識が強すぎて、
歯槽骨と歯の根の調和がとれない症例を
初診の患者さんを通じて大勢経験しました。
また、歯列びは一見綺麗に見えるのですが、
顎の関節の位置異常がある症例も大勢経験しました。
この顎関節の問題ある患者さんは、私には手に負えず、
畑先生でなければ無理だと思います。
インプラント治療におけるCT画像は、あくまでも参考程度に、
CTの画像処理の本領を発揮するのは、矯正治療だと考えています。
歯科保存学的な見地からと、噛み合わせ治療という
2つの私の強味からの歯列矯正治療を実践したいと準備中です。