今ではスッカリと寂れた大学界隈の息遣いに、昔を知ったる私には少しもの悲しい心持ちとなってしまいます。
私の若い時分は歯科黄金の時代でありました。
ですから高級外車を乗り回し、世間のヒンシュクをかいながらアッチコッチで食べて飲んで暴れての、
イヤハヤトンでもない輩が多かったのですが、それは其れで土地にお金を落としてある意味での貢献もしてたのが当時の現状でもありました。
今は、歯科氷河の時代です。
親御さんも大変なのでしょう。
キッチリ財布の紐を締めているのと、国家試験も随分ときびしいのが現実です。
皆さんはご存知ないでしょうが、
今では歯科の国家試験は、国家試験と云えるものではありません。
資格試験とは名ばかりで、落とす為の試験と云うのが現状です。
歯科医が増えすぎて、落とす為の試験と国が決めた様です。
歯科大学に入った事が、歯科医になれるという担保にならない時代です。
医療系の国家試験の中で、歯科が一番難しい事を御存じないでしょう!
ですから、学生たちは毎日必死で勉強しています。
此れが良いのか悪いのか、私には判断出来ませんが。