月別アーカイブ: 2023年3月

あの日 から 12年

私の 人生観を 一変した 

東北大震災が みちのくを 襲って

もう 12年が 経ったのですね。

未だに

あの 悪夢の日からの 1ヶ月ほどの

私の 網膜に 映し出された 光景

鼓膜に 焼き付いた 音

私の 心模様

私の 表情を

鮮明に

秒単位で 覚えています。

現地は 正に 戦場の 焼け跡の ようでした。

このような ことが 在って よい ものか!

不条理さに 怒りを 通り越し

唖然と 現地に 立っていた 私の 惨めさを 

叫ぶ と云う 方法でしか 表現できませんでした。

歯科医師としての 職責を

明確に 自覚できましたのも

不幸にして 命を おとされた 亡骸を

お一人 お一人

姓名の 糸口を 見付けるための 鑑定でした。

この私が 泣き 叫び

亡骸に 相対していた などとは

みなさんは 到底 信じられない でしょう。

確かに 長い苦しい 期間では ありましたが、

新型コロナウィルスへの 

今の 油断感 漂う 街並みに

この国の 人は 我慢と云う 感情さへも 失くして しまったのか!

ロシア ウクライナ紛争での 経済に 対する 影響を 憂いることよりも

罪なき 尊い 命

かけがえ の ない 母国の 荒廃に 無情に なす術のない 多くの 人々の 心

他人事では なく

平和への 願い と 祈りを 捧げる 人が

どれだけ いるので しょうか?

近国の 覇権主義に 防衛する 準備を 整える 手段を 講じることも

私は 理解を 示す 者です。

が、

さて 有事直前に 至った局面に 際して

万端を 大局的見地から 決断できる 為政者が

今の この国に 存在するのでしょうか?

あの 12年前の 

自国の 生存を 脅かされた 災害に 対して

当時の 為政者の 判断 行動 は 愚かを 通り越したことを

私たちは 既に 経験したからです。

当時の 為政者たちが

頬かむり して 

政権を 批判する 姿に

恥知らずと ヤジを いれたく なる 私です。

あの 12年前の 

私の 心に 刻まれた 傷が

その後

カトリック信徒への 道への

準備期間に なったのだと 思います。

形ある モノ は 

いつか 壊れて 消失する ことも 実感しました。

確かに 存在する のだけれども

決して 眼には 見えない モノ。

心 です。

その 存在を 認識できましたのも

あの 12年前の 今日でした。

未だに 家族の元へと 帰ることの できない 人々の ために

祈りを捧げ つつ

決して 諦めずに

必ず

帰れるんだよ と

信じ 続ける ことを 継続しています。

小平 と 出勤 するべ

今朝は

オールセラミッククラウン修復の セット の 後

三枝デンタルオフィスの 2階部分の 

第1次改装が 始まります。

診療所って

まとまった 休日に できませんから

今日は 

昼頃から 休診にして

夜前 くらい まで

業者さんが 大勢 大工仕事に 従事して くれる 予定です。

患者さんが

あ~ 変わった!

と、

お気づきに なられるのは 秋ごろに なるのでは ないかと 思います。

新型コロナウィルスが 発現してから

この 秋までの 間に

三枝デンタルオフィスは 診療チェアー から オペ室

家具類 

そして

内装も 徐々に 変えて いたのです。

診療所 の 変化も そうですが、

私の 歯科治療も 進歩の 過程に あります。

特に

この 1年間の 進歩は 劇的に 意図して ジャンプ したのです。

今日

ほぼ 半日以上は 私は する事が ありません。

岩城君には お休みを 差し上げて。

退屈ですから、

小平でも 連れて 行くかっ!

利発な 犬です。

大きすぎて

マセラティを オープンにしても

フロントウインドウから 頭が はみ出して いるので、

今日は

トラックで 通勤しよう!

良い 仕事に 触れて

神戸市からの 患者さんから

私の 還暦祝いの お品が 届いたのです。

一般の 方には 判らないと 思いますが、

関西弁って 多種多様なんです。

耳障りの 悪い 関西弁は 私は NGです。

地区 育ちに よって

関西人なら 判るんですよ。

私は このか患者さんが 好きです。

当然、

美人と云うことが 大前提ですが、

所作、 言葉の 響きが

私の 流儀に 合ってるんです。

そういう事が 原因では ありませんが

この方の 凄まじい 根尖病巣に 

私は 闘いを 挑んだのです。

経緯は 順調に 推移しています。

治療の 度に

懐かしい 言葉つかい に 青春期を 思いだすのです。

そんな中での 

思いがけない 贈りモノ。

私は 歯医者として 当たり前の ことを した まで ですのに。

本当に ありがとうございます。

で、

美しい 銀杯でした。

で、

丁寧な 仕事が 為された 見事な 作品でした。

贈りモノを 観ると

その方の センスが 判ります。

私の 目利き 通りの 女性でした。

しかし、

こんな美人で 品ある 女性に

トンデモナイ 根管治療した奴は ケシカラン!

憤慨しつつ

大事に

自宅へと 持ち帰り

ギンギンに グラスを 冷やして

新潟の 美酒 【緑川】を 注ぎ

花錦戸の【松の葉昆布】を ホンの 少々。

久しぶりに 良い 夜を 過ごしたのです。

ただ 眼で 観るだけでは 信用できない それが医療

臨床経験 35年の 私ですが、

虫歯の 治療の際には 必ず 【う蝕検知液】を 使って

本当に 虫歯の 取り残しが 無いか? 確認しています。

プラークの 付着状態においても、

プラーク染めだし液を 使用し、

プラークの 付着傾向を 確認して 今後の ブラッシング指導に 活用します。

インプラント治療に際しても、

レントゲン、CT画像だけでは 信用しておりません。

私自身の【眼】で、

骨の 形態 質 などなど を 確認して

インプラント治療の 方略を 判断しています。

人の眼は 主観が 入るのです。

医療において、

【主観】ほど 恐いモノは ありません。

それが 私の 医療観です。

今日も また 手術。

さ~て 頑張りますか!

みなさんの 御厚意に 感謝する 日々

ありがたい モノで

出張の際に

私が カトリック信徒であることを 御承知で、

先方が

予め その地区の カトリック教会の 

日曜日の 朝のミサの 時刻を 調べてくださってて、

その時間帯は 仕事を 空けて 下さり

わざわざ 私を 教会へと 送って下さり

ミサの 間

自動車で 待機し、

ミサ終了と 共に

会場へと 車を 走らせる。

こういう事が まかり通るのも

私が 歳とった からでしょうね!

そんな訳で、

日本各地の カトリック教会の ミサを 経験できるのは

ある意味 幸せだと 思います。

キリスト教に 偏見を お持ちの方も いらっしゃるでしょう。

でも、

カトリック教会の 洗礼を 受ける 以前には

四国八十八ヵ所 巡礼

西国三十三ヵ所 巡礼

元旦 一番乗りの お伊勢参り

に、

奈良の お水取り

などなど

日本人としての 信仰を 持ち、

神教 仏教の 専門書を 

随分と 読み漁ったモノですから、

普通の 方よりは

日本古来の 宗教に 関する 知識は 持っていると 思っています。

何故 そんな私が カトリックに 改宗したのか って?

縁 だと 思います。

その結果、

私の 医療倫理 医療観は 激変しましたし、

日々の 過ごし方、

物事に対する 判断の 物指し

激変したと 思います。

いかなる 不正 邪悪 煩悩 に 対して

これは 自分も 含めて

厳しく なりました。

初めての 散髪

国は

新型コロナウィルスを 5類に 引き下げる 決定に

舵を 大きく きりました。

私ども 医療関係者の 多くは 反対意見を 持っていますが、

国の 苦汁の 決断も 理解できますから

複雑なる 想いにて 世間の 動向を 傍観せざるを 得ません。

しかし、

三枝デンタルオフィスは

新型コロナウィルスに 対しての 防御対策は 変えません。

私は 此処に 医師の 裁量権を 発揮する 所存です。

おもしろい のは 

航空業界の 動きです。

基本 公共交通機関などでは マスク着用らしいの ですが、

それならば、

航空業界って 公共性は 無いので しょうか?

マスクの 着用は 旅客の 自主性に 任せるって、

いくら 空気循環装置完備 とは云へ

あんな 密室空間

さまざまな 他国からの 移動手段ですよ!

変な のっ!

ただ、

街並み には

マスク着用しない 人々が 増える でしょうね。

あぁ 恐い 恐い

そんな 想いにて 帰宅すると

家人が 家庭用バリカンを 購入し

私を 待ち構えて いたのです!

君は バリカンで 人の髪を カットした経験 あんのっ?

ニコッっと 笑顔で

全く ありません と 言うでは ありませんか!

後退り する 私

でも、

考え 直したのです。

そりゃ そうだ と。

床屋で 新型コロナウィルスに 感染しない とは 云えませんから。

命を 預ける 決意にて 

風呂場へと 向かった のです。

根管治療に 集中する 私です。

素人の 初体験の 散髪にしては

まぁ こんなモン でしょう

サッパリ して 治療に 専念できました。

いちご

私より

少しだけ 年長の 男性の 患者さん。

本当に お気の毒 なんです。

元来であれば、

私は 男性 

特に 同年代の 方は 苦手なんです。

男って、

本能的に 相手を 格付け する 生き物です。

何で 私が 値づけ されねば ならんのか!

そんなんなら 他所の 歯医者に 行けば エエやんか!

コレが 私の 基本姿勢ですから、

できれば、

同年代 以上の 男性は 

遠回しに お断り してるんです。

で、

この方も 何度も お断りしたんですが、

一回 

お口の 中を 拝見したのが 悪かった!

あまりにもの お気の毒な 状況に

この私でさへも 

絶句したのです。

いっぱい 歯医者に 無駄な 投資し

いっぱい 壊されて

そんな 状況に 同業者として

大変 申し訳ないと

遂に 治療を お引き受け したのです。

この方、

頑張って 就いて 来て くださって います。

ブラッシング も 噛み合わせトレーニングも。

で、

つい最近、

箱に いっぱい 苺を 持って 来て くださったのです。

女性からの お贈りモノには 慣れてる 私なんで、

男性からの お贈りモノには 驚いた!

スタッフと 1つ 摘まんで 食べて

ふと 考えたんです。

これを そのまま 食ったら 明日には 空に なるなって。

その日

たまたま 総入れ歯の 樹脂の 炊きあげの 技工が あったな! と。

入れ歯 創り の 真骨頂は

樹脂の 炊きあげに あり!

この 過程は 自らで 行っています。

長時間 かかるんですが

歯科技工室の ガスレンジに 鍋いっぱい の 湯の 温度調整しながら

入れ歯を 創るんですけれども、

その 序でに

この 苺

ジャムに しよう!

それならば 長持ち するから 大切に できるぞ!

そんな 想いで、

ルンルン 準備していたら

スタッフの 岩城君。

先生 ジャム 作れるんですか?

そんなこんな で 

岩城君を 横に

入れ歯 と ジャムの 火加減の 講釈しつつ

両者 完成 したのです。

熱々 の 苺ジャム。

食いしん坊 の 見本みたいな 岩城君。

早速 スプーンで すくって 食べようと したので、

チェイっ!

ダ~メ~

明日の 昼頃 瓶詰め するから

その 翌日から 食べること!

なんでも

熟成期間って 大事なんです。

その後の 岩城君ですか?

ほぼ 2日で 完食したのです。。

奥歯 の【オールセラミッククラウン修復】

私は 金属を 使った クラウン修復が 好きですが

なにも

全部の 歯の クラウン修復に 

キラリっ と 光る 金属を 使う 訳ないじゃ ないですか!

目だたない 要所 要所に だけ 

金属の クラウン修復を という ことです。

ねっ!

ただし、

白い歯だけって のは 勘弁して ください!

瑞々しい 活きた 美しさは 必須ですよね!

新潟を ご紹介 

新潟の 春は 訪れは 

もう しばらく 待たねば ならない ようです。

新潟と云えば 【日本酒】

淡麗辛口 が 新潟の 酒の 特徴です。

久保田 八海山 越乃寒梅 

有名処は 沢山 ありますが、

私の お薦めは コレっ!

新潟市の 旧い 街並み 美しい 【古町】

昭和の 匂い 濃い 空気が 鼻腔に 拡がり

昨今の 時代の スピードから 解放される

私にとっては 気の休まる 良い 処。

【雪国】の 女将が

んもぉう~ せ~んせ~い は

酒 ようぇえ くせして

舌は 肥えて らっしゃるから  

コレ だがねっ!

そんな ご縁にて

私の 自宅には この【緑川】が 欠かした ことのない 

この 一年間。

随分と ストレス解消の 妙薬に なって くれました。

あと、

コレコレ!

【みかづき】の【イタリアン】

焼きそば味の 太麺に トマト味の ミートソースが 覆い被さっている

関西文化圏 育ちの 私にとっては

得体の 知れない 新潟市の ソールフードです。

コレは

弟子に 無理やり 注文させた モノで、

私は 付属の メロンソーダーを。

新潟に 縁を 持って

既に 40年以上 経過しますが

未だに

この 品を 食する 勇気が ありません。