ほとんどの患者さんが、
先生が選んだ材料・好きな材料でお願いします。
私の診療所では、
別段、
私の流儀で、
治療材料を比較してご説明し、
患者さんから選んで頂く機会って、
ごくごく稀・ナンです。
そのような局面に際して、
患者さんに、
どのように判り易く伝えようかと、
思案は・一応・してるんです。
が、
その局面になると、
大概は、
先生のお好きなように。
こんな話しを、
知人の歯科医師にしたら、
考えられない!と。
ナンでも、
巷の歯科医院では、
患者さんに上手く伝えられるように、
専用のソフトウェアや、
機械が・あるのだ・そうな。
ソレを、
馬鹿高いリース料を払って、
時間をかけて、
患者さんに説明したところで、
健康保険診療で。
ガッカリされるんだ・そうな。
これを聞いていて、
私には・理解できるんです。
彼らは、商人になって・るんです。
材料を売って・るんです。
医療って、
患者さんのために・あるんです。
最近は不思議と、
若い世代の患者さんが多いのです。
ご承知の通り、
私の診療所は健康保険診療をしていません。
自費診療専門の歯科医院です。
ですから、
一見、
高額な治療費用がかかるのでは?
現実、
私の患者さんの大半が、
60歳前後の方でした。
ところが、
昨年頃から、
30代の患者さんの多いこと!
不思議に思って・聞いてみるんです。
高い鮨屋に入るようで・恐くないの?
で、
答えは皆さん・一緒。
どこの歯医者に行っても、
高い治療をシツコク勧めて・くるんです。
なのに、
周りを見渡せば、
みんな・同じ治療の様子。
それなら、
最初から・専門の処でと。
あと、
先生を初対面で・恐かった!
ハッキリ言うから。
そこで・私は聞き直すんです。
今でも・恐い?
笑って・返されます。
ぜんぜん!
若い患者さんを診る際に、
自分の・その頃と、
重ね合わせるんです。
皆さん・シッカリなさっておられます。
日本の将来は・大丈夫だと、
安堵しながら・診療に勤しんでいます。