私も随分と長い間歯科医師をやっていますが、
ある歯科医院から転院して来られる患者さんの
口腔の中を視る都度に、
なんだコリャ?
一瞬、
眼鏡なりルーペを外して、
眼を擦るのが常となりました。
セラミックで造られた大臼歯だそうな。
私は他の動物の歯を間違えて、
無理やり入れたのかと思いました。
このような状況で入っている訳です。
数万円請求されたとのこと。
上物がこの程度ですから、
根菅治療なんて、
そりゃ!凄まじいですよ。
類い稀な不器用と言う素質と、
綺麗、醜いの区別のつかない類い稀な視力と感性。
この修復はセレックによる製作物もどきですが、
いくら私がセレックを好まないにしても、
セレックも、
これほど酷い代物を造られてるとは
全く知らない、
見たことがないと思います。
モノには限度と云うモノがあり、
これは最早、
治療と呼べる領域のモノではありません。
歯科大生が、
初めて歯を削る実習の際は、
マネキン人形の口にセットされた人工歯で行います。
それでも、
この奇才の歯科医師よりは、
ずっとずっとマシに削りますよ。
国家試験は筆記試験ですから、
この奇才の方には幸運だったのでしょうが、
私の知る限り、
1位か2位を争うほどの
手先と眼をお持ちだと思います。
歯科医師は口が上手いのが
特なのでしょうか?