日別アーカイブ: 2018年3月19日

聖ヨゼフの日

聖書を読むなどと云う暮らしからは

全く無縁であった私の日常が、

今では、

少しでも間の空いた時、

電車や飛行機の中で、

床に就いてスタンドの灯火を消すまで、

聖書の頁の一文字一文字を

眼で追っているのです。

そんなにも、

一転したのも、

歩いて来た道を振り返り、

後悔ばかりだからです。

せめて、

残りの時間を

穏やかもので締めくくりたいと

自然発生的な心の泡が湧いてきたからだと

思っています。

今日は聖ヨゼフの日だそうな。

私のカトリックネームが、

ヨゼフと云うことになるので、

今夜は、

聖書にはほとんど記載のない

イエスキリストのこの世での父について

想いを馳せようと。

私は歯科医師です。

人の身体の、

ほんの一部を診ることを

仕事として生きてきました。

でも、

歯科医学の奥の深さに

魅了され、

また、

翻弄され。

今しがた、

再び、

内藤先生から電話を頂いたのです。

今日のヨゼフの日に合わせて、

私に聖書を送って下さった

粋なはからいと、

長年の先生からの温情に、

思わず私が男泣きしたことを

案じたからだと思います。

先生は仰いました。

聖書はボロボロになるまで

読むのも良いが、

チョッとしたときに、

本を手に取って、

その重みを感じるのが良い。

机のうえの革表紙に

THE BIBLE の金文字が視界に入るだけでも良い。

医師には、

心の拠り所ってモンが、

絶対にいるんだよ。

私が日本一の師の、

一番の面倒かかる愚弟であることを

どうかお笑いください。

 

師匠からのメッセージ

東京麻布開業の内藤正裕先生は

歯科医学は勿論のことながら、

人生全般の唯一無二の師匠です。

私にとっての先生は、

全知全能の父であり、

慈悲深き父でもあります。

今日の私が在るのは、

間違いなく先生のお導きの賜物です。

今朝、

小包が届きました。

先生からです。

????

蓋の箱を開いて、

中身が目に入り、

急いで取りだし、

私は男泣きしたのです。

即に先生にお礼の電話を入れました。

先生には感ずかれてしまったかもしれません。

聖書は私は当然、

持っています。

が、

先生の送って下さった聖書は、

私にはハードルの高いモノだと

断念したモノだったのです。

今所有している聖書を

繰り返し、

繰り返し、

この1年ほど読み込んできました。

知的欲求と信仰心の高まりでしょうか?

そんなタイミングで、

ストライクゾーンのど真ん中の聖書が、

私の掌の上に。

内藤先生の気配りと観察力、

改めて敬服したのです。