今年も、あと一月ほど残す処となりました。
年末ジャンボも買い求め、
何時もと変わらない生活を送っています。
毎日、新しい患者さんと遭遇するにつけて、
まだまだ若い歯医者には負けぬと、安堵半分、
しかしながら脅威を感じさせてくれる程の若手の不在に、
今後の歯科の境遇を案じています。
私らの仕事は、職人仕事です。
やはり、腕前の勝った負けたと云う意味合いは存在しますので。
剣術みたいなモノでしょうか、歯科医の仕事は。
来年は海外での研究発表も控えています。
ユックリと云う生活は、当分の間、縁がないものと諦めています。
大学の先生方には、とても感謝しています。
三枝メソッドの根拠作りに、基礎的な検討を加えて下さって。
私は歯科医に成れて、本当に良かったと感謝しています。
腕前を向上させることは、これは私自身の問題です。
これは当たり前の事であり、
歯科と云う仕事を通じて、社会貢献する事の意味を感じさせて下さったのは
母校の岡先生です。
先生がいらっしゃらなければ、
三枝メソッドは、一子相伝の秘術的な治療で終わっていたことでしょう。
環境は整ったようです。
インプラントも審美治療も、元々は虫歯が原因で必要になった、歯科治療の最後の砦です。
入り口の部分にて、キチンとストップをかけることが、
私ら歯科医の大きな使命だと思います。