今日は朝から複数の手術が目白押しに続きます。
手術と手術の合間で、カロリーメイトのブロックをかじったり、
キャラメルを口に放り込んで、現場へと舞い戻っています。
その都度に、院長室の床で寝そべっているマリリンは首を持ち上げて尻尾を振っています。
この表情に、手術での緊張が和らぐのです。
次は、左右の上顎洞底挙上手術とインプラントの埋め込みを同時に行う手術です。
手術前は、いつも緊張するものです。
試合前のボクサーの心境のようなモノだと思います。
手と指が、想いのままに動くように!と、
手と指のストレッチをしながら患者さんを待っています。
で、眼はレントゲン写真とニラメッコ。
1つ手術が終わったら、その症例のことは瞬時に頭から消し去り、
眼は、次の症例へと。
その繰り返しです。
その日の治療が終わったら、その日の仕事の内容が次々と、頭の中に甦ってきます。
あれはこうしとけば良かったかな?
モットこうしとけば良かったかな?
などと、次から次へと反省点が‥。
そのついでに、次に迎える症例への思考を巡らせて‥。
正直、気の休まる時はありません。
私が犬を常に横に侍らせている訳は、犬に助けられてるんだと思います。