日別アーカイブ: 2014年10月14日

片づけもの

隙をみてはアレコレ不要になった物を捨てるようにしました。

着なくなったスーツや衣服の類い、小物などです。

が、本はなかなか棄てることが出来ずに困っています。

と云うよりも、棄てることが出来ません。

今は不要であったとて、いつか読みたくなるかもしれませんし、
買った当時から今に至る心の軌跡を打ち消してしまう様な気がしてならないからです。

と云う訳で、本は溜まる一方です。

旧くからお越しになられている某患者さんが引っ越しされると伺って
ご自宅まで足を運んで、お茶をご馳走になっていた時に
ふとテーブルの上に置いたる薄い小誌に眼がいったる私は
おもわず頁をハラハラと捲り、遂には頂いて帰りました。

佳い本です。

ダライ.ラマ14世のいのちの言葉と云う名の本です。

本と云うよりも、ハラリと捲り、反省させられる親からの小言集みたいなものですが、
乾いた、尖った気持ちが優しくなる佳い本です。

また書棚から溢れだした上に一冊増えたみたいです。

今週の予定

今月も、明日は早めに仕事を終わらせて車で新潟へと向かいます。

昨年までで在れば、一気に北陸道を夜通し走り抜ける体力がありました。

が、今では滋賀県、あるいは福井までが限界となり、

途中で一泊、ホテルでコップ酒と云うのが常となって仕舞いました。

ですから、翌日の夕刻頃にゆっくりと新潟へ到着します。

自宅に入る前に、直ぐに本町市場の脇に在る白龍大権現様の祠へ出向き、

ナッツで熱く香しい珈琲にて旅の疲れを癒すのも、最近の常となりました。

慌ただしい日常を過ごす事が、多忙の証しであり、多忙である事が幸福である証しと信じ込んでいた私ですが、

今では意識してゆったりをと心がけています。

ハヤル気持ちを抑えるのも当初は苦労したのですが、
今では、治療、読書、犬と戯れるだけで、
他人との係わりも面倒になって仕舞いました。

そのぶん不思議と仕事のクオリティはお陰さまで上がったら様に思います。

と云う訳で、高松での診療は来週からとなります事をご了承下さい。