カテゴリー別アーカイブ: ただの日記

鬼手佛心

私の弟子の一人である、

東京都吉祥寺コーラル歯科医院の小出明医師は、

開業の傍ら、

毎月・数年間、

月に1度・休診日をつくり、

新潟へと通い続けています。

日本歯科大学新潟生命歯学部の歯科保存学講座にて、

新海航一教授の指導を受けているのです。

小出医師は他大学の出身です。

結束堅い・日本歯科大学へ開業医の身で飛び込んだ勇気に敬意を表します。

つい先頃、

小出明医師は日本歯科保存学会認定歯科保存治療認定医の試験に・

見事・合格されました。

彼のひたむきさと・継続の力の賜物です。

私は彼を誇らしく思います。

お祝いをと。

ナンでも言ってみぃ!

で、

決まったのがコレです。

認定証を額縁に入れて差し上げ、

レイモンド・キム先生直筆の書も・序でに額縁へ。

で、

色紙に一気呵成に書き上げたのが・コレ。

【鬼手佛心】

医師にとっては・必須の条件だと・私は考えています。

柳風というのは・私の雅号。

新潟市は柳の都と呼ばれています。

柳は決して・強風下でも折れません。

飄々と・飄々と。

風の中の柳のようで居たい。

これが私の想いです。

小出明医師の診療所が、

歯科医学のユートピアであることを、

祈っています。

小出君・おめでとう。

夢を追いかけて

昔、

アル・パティーノ主演の【摩天楼を追いかけて】という映画は駄作でしたが、

タイトルは良かったですよね。

そそるタイトルだと・思います。

ホームページのリニューアルを終えて、

【私の考える歯科治療】を再読した処です。

18歳の年に、

日本歯科大学の門を叩き、

歯科医学との関わりあいが・私の人生を変えました。

多くの諸先輩方の御援助と指導の賜物に恵まれました。

なかでも、

東京都麻布開業の内藤正裕先生の、

自分自身の眼と耳と指先から得た情報に対して、

【考える臨床】を実践する・後ろ姿から、

私は既成概念からの【脱皮】のエネルギーを得ました。

ここで初めて、

私は【独り歩き】出来るようになったのだと・思います。

私は・まだまだ未熟です。

歯科医学の真髄を観てみたい。

大志を抱く少年の気持ちで、

歯科医学に挑んでゆく積もりです。

夢を追いかけて。

そんな・オジサンが居ても・良いじゃないですか?

ホームページのリニューアル完成

私のホームページは2つ・あります。

1つは・リニューアル完成したようです。

もう1つのモノも・明日にはアップできるとのこと。

今回、

全面的に改定したのは、

【治療の1例】の綱目を、

【私の考える歯科治療】と・したこと。

若手から中堅の歯科医師の先生方が多く・

私のホームページを御覧下さっていることから、

先生方が、

また歯科学生諸君の参考になればとの・想いにて、

私の軌跡を【独り語り】させて頂きました。

 

ゴールド修復

某最大手製鉄業の社長の奥歯のゴールド修復です。

12年経過です。

下顎第2大臼歯のゴールド修復です。

この患者さんには、多くのインプラント治療を行いました。

修復はメタルボンドクラウン修復です。

ただし、

最後方の歯の修復だけは・ゴールド修復です。

大きな【穴】が・空いていますね!

先生ぃ・穴が・空く・くらい仕事・仕事・仕事!

ゴールドに穴が空く・くらい【歯を食いしばっていました!】

私は・このような人に好感を持ちます。

この患者さんのバイタリティーには、

いつも頭が下がる想いでした。

修復物は完成した時の形を留める訳では・ありません。

大きな【噛む】力が・加わるからです。

ここに私がゴールド修復を好む最大の理由が・あります。

11月27日(水曜日)にホームページをリニューアルします

厚生労働省の医療に関する考え方は正論です。

世界に誇る【日本の健康保険制度】は、死守しなければ・なりません。

自費治療の私ですが、心から厚生労働省の考え方に賛同します。

インプラント治療を主訴に来院された患者さん。

インプラント治療は・そもそもが自費治療です。

検査から自費治療で行うのが・原則です。

前歯のセラミック修復を希望する患者さん。

セラミック修復は自費治療ですから、

この場合も・無論・自費治療です。

でなければ、

健康保険法の認めない【混合診療】に該当します。

れっき・とした不正請求です。

私の診療所の特性柄、

自費治療の治療が患者さんの主訴でいらっしゃいますから、

自然と健康保険の治療は皆無です。

健康保険治療を中心に従事している歯科医院と、

自費治療オンリーで治療する私の診療所では、

1から全ての局面において、

全く別物と・お考えください。

また、

健康保険取り扱い歯科医院の自費料金。

私には・理解不能です。

自分の立場を、

自分の立ち位置を、

知らないのでしょう。

健康保険の医師は健康保険治療に専念すべしと・

私は考えています。

でなければ、

最近・頻発して見かける【歯根破折】は、

ますます増加するでしょう。

医師に対する規制は厳しくすべきでしょう。

それが医師の治療成績を向上し、

国民の健康にも繋がるからです。

歯科医学は医療職です。

是非に・熟読して頂きたいと・思います。

仕事

日本歯科大学放射線講座の小椋教授と

毎月1度、

晩飯をご一緒に、

夜の街へ繰り出すのが恒例行事と・なりました。

大学病院前にタクシーを午後の6時半キッカリに予約。

で、

7時に店に入る。

8時半キッカリに、

そろそろ・お互いの仕事に戻りましょうと、

店を後に、

小椋教授は大学へと、

私は常宿に帰ります。

私らは・ダラダラを異常に嫌います。

ですから勉強会も、

定時定刻厳守です。

そんななか、

三枝先生ぃ~・かなり勉強されてますねぇ~。

小椋・判るぅ~。

出た!小椋節。

この先生の語りの独特さ・は、おもしろいンです。

私の鈍ったボンクラ脳髄へ、

ヤー!

と、活を入れて下さるのが小椋教授なんですよ。

論文のネタ探しから書き方のクセなど、

大いに勉強なりました。

勉強を勉強と考えるから・苦しいのです。

空気を吸うのと・同じだと、

そう気づかせて下さったのが小椋教授なんですよ。

日本歯科大学・新潟には、素晴らしい教員が沢山居られます。

もう、

指導するというよりも、

逆に、

自分の苦手さを克服させて頂いていると感謝しています。

私の白衣の汚れ具合を観た事務の職員の方。

ひゃ~・何でこんなに汚れるンですぅ~?

そりゃ・居る間・走り回って仕事していますもの。

男は・仕事して・なんぼ・ですから。

ホームページ更新直前

高松市もコートが必要になりました。

でも、

雪国越後新潟の寒さに比べれば?

日本歯科大学・新潟生命歯学部の建物は、

信楽焼のタイルとオールガラス張り。

建築物としては・ナンとかという有名な賞を受賞したそうな。

ただ、

オールガラス張りが・私には堪えます。

寒いんです。

ゾゾ~ん・と、

冷えるです。

身体が四国仕様に・なったんですね。

スタッフの皆さんが・気を使って下さり、

私の所のエアコンの温度を上げて下さったり、

診療コーナーを窓から離れ、

エアコンの吹き出しの真下にとか。

本当に・ありがとう。

だから必死で母校に御奉公できるんですよ。

ホームページの原稿も・大詰めです。

校正という緻密な作業は、

私は苦手。

で、

東京都吉祥寺コーラル歯科医院の小出明院長に電話したのです。

お~い・小出君。

君ぃ~・一つ頼みが・在るんじゃがぁ。

でなっ。

俺の原稿の校正。

休みの2時間くらいじゃろ。

チョロ・チョロッと。

宜しくぅ~!

思えば・小出君はお気の毒。

絶対に断れませんものね。

週明けには更新できると思います。

【私の考える歯科治療】

よく観て頂きたいと・思います。

 

元気だぞ!

今日、高松市に帰ってから、

直ぐに診療に入っています。

数日間、

大学に居りましたので、

明日の日曜日も・診療です。

大学でも、

私は暇では・ありません。

廊下を走り回って移動しています。

昨日は都内のホテルの自室にて、

深夜の2時くらいまで、

弟子と会っていました。

午後の1時まで、

大学病院にて診療し、

直ぐにタクシーにて新潟駅まで移動。

直ぐに新幹線に乗りました。

社内では、

資料に眼を通し、

上野から西日暮里まで移動し、

ソコで弟子に迎えに来て貰い、

モノレールに乗って、

ナンとかという駅まで移動。

ソコで2時間くらいの用事を済ませ、

弟子に付いて、

何個か・電車に乗り換え、

余りのラッシュの凄まじさに泡を吹き、

今度は都内の真反対まで移動。

ソコで打ち合わせを終わったのが午後の9時くらい。

次は品川まで移動して、

夜中まで至った次第。

で、

今日は高松で診療しています。

私は決して・多忙とは・思っていません。

ありがたいと・思っています。

夜中に弟子と食事に行きました。

肉を黙々と食べる私に、

先生・元気ですね!

当たり前だぃ!

80歳過ぎても・現役で診療するからな!

私の元気さを・みんなに・お裾分けしようと・思っています。

頑張れ!歯科学生諸君

最近、

ブログを更新していない事から、

先生・何かあったの?

とても・とても・心配する声を頂きます。

ありがとうございます。

実はホームページのリニューアルに併せて、

ブログを留めて・いたんですが、

ある事をキッカケに、

今日、急いで、

筆を走らせています。

歯科医師国家試験の難しさは、

今は司法試験なみに・なりました。

一般の方には・信じられないでしょうが。

歯科医師過剰によって、

国が歯科医師の削減に取り掛かったからです。

歯科大学の学生諸君は必死に勉強しています。

もう少しで・国家試験です。

学生諸君は精神的に追い込まれているのでしょう。

私のメールに、

学生諸君の叫びが届いています。

私は歯科学生が可愛くてなりません。

そこで、

急いで・筆をとった訳です。

【医師で在り続ける事は・医師になるより難しい】

生涯、

私らは、勉学に勤しまねば・なりません。

難しい症例にも・挑まねば・なりません。

精神的な強さは・医療職の必須条件です。

私自身も・日々を不安と付き合った四半世紀です。

自分自身に鞭を打って・生きています。

試験くらいで・負けるな!

人生は・もっと過酷です。

それが医療職の定めです。

歯科医師の弟子も多く居りますが、

みんな・歯を食いしばって頑張っています。

不安に打ち勝つ事は、

自分自身との闘いです。

他人との闘いより・楽ですよ。

自分自身は自分自身で・コントロールできますからね。

頑張れ!頑張れ!

歯科学生諸君!

 

 

栄養補給

仕事を進める上でも、

論文を読むのも、

読書においても、

1度に複数を【同時進行】することが、

私の・やり方です。

現在、この3冊を読んでいます。

私にとっての・読書は、

脳髄への栄養補給です。

タップリとスタミナついたら、

歯へと・まっしぐら!