カテゴリー別アーカイブ: ただの日記

朝、

この春に、

定年退職された・日本歯科大学の黒川病院長と・長電話。

さぁ・えぇ・ぐぅ・さぇあ〜、

鴨川の河床で、

鱧でも・つつきテェ・なぁあ!

東京校の近くの・神楽坂で、

綺麗どころ・でも、並べて、

一献てのも・良いねぇ!

この1年半、

どこも・行ってねぇ・モンな!

で、

オメェは・元気か?

どうしてるん?

私は・黒川院長が・好きでした。

一見、ドスの効いた・外観からは・想像できないほどに、

繊細な・紳士でした。

団塊の世代の呼ばれる・ある年齢層の男性特有の・嫌な雰囲気を、

全く・持ち合わせていない・稀な方です。

結局のところ、

男は・懐の深さが・肝心だと、

朝から・清々しい気持ちに・なったのです。

総合歯科診療

もう20年くらい・前に・なるんでしょうか?

日本歯科大学は、附属病院の診療体系を・一新しました。

それまでは、

講座という・単位が・中心となって、

講義、研究、診療を・司どって・いました。

講座の長が、教授で、

教授をトップに、准教授、講師が・三役で、

多くの助教たちと、研修医、大学院生の指導に・当たっていました。

治療を直接担当する・臨床系の講座は、

保存学系が3講座、

補綴系が2講座、

口腔外科が2講座、

そして、

歯科矯正学、

小児歯科学、

歯科放射線学、

歯科麻酔学、

それぞれの講座が、専門の治療に当たっていたのです。

ですから、

一人の患者さんが、

根管治療は保存科で、

その後の修復治療は、補綴科で、

そのような・分業制で、

治療が・行われていました。

物事には、

良い面と・悪い面が・あります。

専門制では、総合的な包括的歯科治療を行うという・眼が、

どうしても・養われません。

狭い視野で、

物事を・観てしまいがちに・なります。

また、

研究が好きな人と、

治療が上手な人と、

一致すれば・良いのですが、

そう・簡単には・いかないのが・世の常ですよね。

そう云う・事実から、

講座には、

講義と研究に専念していただき、

付属病院での診療は、

歯科矯正、小児歯科、口腔外科、放射線科、全身管理科、

ここは、専門制を残しつつ、

一般の歯科治療は、

総合診療科という組織を・新設して、

診療系の教授、准教授、講師を中心に、

臨床指導を・行うように・なりました。

ただ、

これは・これで、

新たな問題点が・発生するのも・世の習いです。

医師の教育って・本当に・難しいのです。

大学は・組織ですから、

体系創りが・大切です。

しかし、

大学に入学するまでに、

それぞれの学生が・育った環境が、

大学での教育の・身につけ方に・大きな影響を与えると、

私は・考えています。

治療は・生やさしいモノでは・ありません。

患者さんの・身体に治療を施すという行為の重さは、

優しい環境では・育ちません。

厳しさを・知らない世代。

怒られることを・知らない世代。

鞭打たれることを・知らない世代。

そのような若者を、私は不幸だと・思っています。

医師になる以上、

名医を・目指すは・当然の・摂理です。

が、

欲・が無ければ、

名医どころか、

平均点の医師にも・なれない・でしょう。

最近、

新患でお越しになられる・患者さんの口腔を通じて、

さまざまな歯科医師の・治療の痕跡に・接します。

平均点の歯科治療さへ・施されていない現実。

施術した歯科医師のホームページを、

わざわざ閲覧し、

首を傾げることが・頻繁に・なりました。

己の未熟さを・自己認識することから・始めるのが・勉学の基本です。

今、

そのような・時代だと・悲しい気持ちになりながら、

私の母校は・大丈夫だと・安堵しつつ。

本当の・歯科治療

歯科治療は、

手先を使った・一種の外科処置ですから、

感染防止対策的・観点からしても、

治療の精度からしても、

そもそも、

診察用チェアを・並べて、

次から・次へと、

患者さんを・渡り歩くがごとくの・診療に、

大いなる・無理が・あるんです。

医師が・手術室の中に、

手術台に・ジックリと・患者さんと・向き合う。

それでもっても、

上手な医師と・ヤブ医者が・いるんですから。

歯科治療の現場は・間違ってるんですよ。

そこが・キチンと・押さえられていて、

初めて、

それぞれの専門的な・治療の話が・出来るって・モンナンです。

そういう意味において、

歯科治療の話が、

同じ土俵で・出来る・歯科医師って、

凄く・少ないんです。

マイペース

新型コロナウィルスの・凄まじい・怖さに対して、

日本人の・平和ボケの・またまた悪い局面が、

顔を・出しているような・気がします。

それに加えて、

この猛暑!

1年半前は、

気温が高くなったら、新型コロナウィルスの活動も低下する・

などと・大嘘こいた学者も・いましたっけ?

とにかく、

警戒しすぎて・越したことは・ないのです。

この夏、

私は・完全武装体制に・入っています。

アポイントメントを調整し、

週3日の休診を・採らせていただいています。

何故って?

街は・新型コロナウィルスが・蔓延しているからです。

最近では、

ワクチン接種も軌道に乗ったせいも・あるのでしょう。

マスクを着用していない人、

通気の悪そうな・ガラス張りの居酒屋で、

大いにジョッキで・盛り上がっている人、

そんな光景を・頻繁に目にします。

私は・来年1年は・警戒すべきだと・考えています。

この長丁場。

乗り越えるために、

エネルギーを・温存せねば・なりません。

感染リスク軽減に・留意すべき時は・今・と考えます。

休診日ですか?

無論、

診療室には・日曜日・以外は・出ていますよ。

試験管や・培養機と・にらめっこ。

研究が・ありますから。

あと、

患者さんの・資料を凝視しながらの、

診断と・治療計画作成ですかね。

あっという間に・1日が・過ぎてゆくんですよ。

その代わり、

日曜日は・ゆっくり・過ごしています。

もっぱら・映画鑑賞ですかね。

永井荷風氏を・故 津川雅彦氏が・演じていました・墨東奇談。

津川氏の演技・良かったですね。

警戒しながら・もう・腹を括って、

ノンビリ・やりましょうや。

お盆が・近づいて・きましたね。

母を・引き取ったのを機会に、

行燈って・云うんですか?

新しいモノに・買い替えました。

お仏壇の横に・立てて、

和紙で造った・提灯みたいなもの。

中に・光りを灯す・アレです。

和紙を・細い竹を形作った周囲に・綺麗に貼って、

淡い色彩で、

花が・描かれて・います。

桔梗の蒼さが・鮮やかです。

この白い花は・芙蓉でしょうか?

2月10日に、

石巻市から・母を引き取って、

約・半年。

診療所の2階にある・院長室に鎮座する

ご先祖の・お仏壇を、

母は・礼拝することが・できなくなりました。

足腰が・急に弱ったからです。

母と・ご先祖さま・との接点は、

お供物の下に敷く・半紙。

この半紙を・綺麗にお供仕立てに・母が折ったモノ。

それだけに・なって・しまいました。

ですから、

行燈の・花模様も・母は観ることが・できません。

人の・一生とは・誠に儚い夢のような・モノ。

そんな半年を・過ごしています。

診療所の方は・お陰様で・多忙です。

私の多忙さを・母は・自慢げに・眺めているようです。

勝負所から・逃げると・後から・ツケが2倍になって・帰ってくる。

勝ち負けなど・考えないで・前へ進めば、

苦労は・半分になるんだよ。

そんな・セリフを・幼い頃、

この母から・聞かされたことを・思い出して・しまいました。

歯科医師としての・私の一生は、

今後・どのような展開してゆくのか・解りませんが、

先程、

大学の水橋准教授からメールで届いた文献を追いながら、

これから手掛ける・研究のために、

考え、考え、

更なる文献を漁り・貪り読み、

治療と学問との・調和を求めて、

年を追うんだと・思います。

私の・好きな・歯科医学。

淡い・小さな花で・構いません。

それでも、

花の種をまく事の・手を止める気持ちは・ありません。

ヨシっ・研究だ!

私は・大学での仕事は、

チームを・組んでいます。

具体的には、

研究と・診療です。

診療行為には、

確たる・学問的根拠が・なけれな・なりません。

その根拠とは、

他の学者の研究論文ではなく、

自らの研究によって・裏付けした結果が・最も・信用に値すると・

考えています。

ですから、

患者さんの診療を行う・臨床家こそ、

研究環境に・身を置く必要があると・確信しています。

で、

同じ方向を以って・進む仲間との・チーム医療と研究は、

無駄な・時間や意見のすり合わせを・割愛できるという

大きな利点が・あります。

今朝、

大学の水橋准教授に・電話を入れました。

で、

閃いたネタと・方法を、

ダダダ・と、

猛烈なスピードで・申し上げたのです。

水橋先生は・流石ですね。

ピン・ピン・ピン・と、

理解して、

私は・大いに・満足したのです。

その満足心に満たされた・単細胞の私の、

今日の・診療が・格別に・上手な仕上がりになったのは、

言うまでも・ありません。

滋養

あんまり暑い日が・続くものですから、

外出など・する気にも・なれず、

それは・それで、

新型コロナウィルスから・身を守る事にも。つながりますから、

まぁ・良いか・と。

例年であれば、

食の細い・私は、

暑さのせいで・すっかり・食欲が・失せていたんですが、

この2年以上、

毎朝・夜、

必ず・飲んでいる・養命酒のおかげで、

身体が・スッカリ・整った・実感を確信しているのです。

魚から・牛肉のステーキを・毎日・摂るように・なったのも、

基礎体力・獲得の大きな要因だと・思います。

診療には・凄まじい体力を・要します。

新しい知見を・吸収するための・勉強も、

脳のカロリーを・大量に消費します。

食べなければ・勝負できません。

この食べる・って事が、

食の細い人間にとっては・結構・ヨイショが・いるんですよ。

その基礎になって・くれたのが・養命酒なんですね。

一昨日の夜、

急に・布団を跳ね・起きて、

原稿用紙に・ペンを走らせたのです。

この数年、

頭の中で・モヤモヤして・霧がかかって・霞んでいた、

なんともスッキリしない・研究方法が、

鮮明に・電球に灯が・灯ったように・閃いた瞬間だったのです。

きっかけ・など・ありません。

365日、

ずっと・スッキリしない・心持ちで、

問題意識を・頭の片隅に・置いたまま、

過ごしていたのです。

一気呵成・に、

原稿用紙は・真っ黒に・なりました。

週明けに、

水橋准教授に・電話して、

この感動を・お伝えしようと・思っています。

滋養。

心・身体・脳を・大切に・労るために、

実感しながら・お過ごしください。

生きる

これでも、

カトリック信徒なんですよ。

ですから、

毎朝、

祈りの本を・開いて、

1日を・スタートします。

生きている・と、

生きていく・は、

大きく違う。

今日は、

この言葉が・目に入りました。

身体に・ビシリと・鞭打たれた・想いに・なりました。

歯科医師の・日々に生活は、

大変な・エネルギーを要する・なんて、

歯科大学の学生時代には、

思いも・しませんでした。

が、

実社会において、

歯で本当にお困りの患者さんにとっての・最後の砦であろうという

私の決意を・全うするには、

大変な・エネルギーが・いるんですよ。

そんな話を・していると、

母が・元気なときに・贔屓にしていた着物屋さんが、

お越しになられました。

先生からのご注文の・お品・お届けに参りました・と。

母の・死装束です。

絹のなかでも・最高のお品です・と。

健在の母に対して・不謹慎だとは・思いません。

母・最後の衣装は、

母の贔屓の店の・店主の見立てで・旅立ちさせてあげる事。

これが、

長男としての・最後の親孝行だと・考えてのこと。

生きているからこそ・できる・準備なんです。

備えよ・という言葉・好きなんです。

医療行為を・行う資格

患者さんの・身体に触れるためには、

その範疇に応じて、

国の定めた基準を満たした・教育を一定の期間・受けて、

国家試験に・合格することが、

最低の・条件であることは・云うまでも・ありません。

この国家資格は・最低条件である事。

なにも・名医でも・良医でも・ないわけです。

ただ、

患者さんに・触れても・構いませんよ・

と云う・程度のモノなんです。

が、

これを・大いに勘違いする・阿呆な輩が・多いのも・事実なんです。

生命体ほど・尊い存在は・ありません。

ですから、

私たち・医療職に就く者は、

生涯を・自己修練に・身を置かねばなりません。

そう云う・当たり前の・習慣を、

自らの・意思で・継続させなば、

この道に・入らない方が・良いでしょう。

今日も・診察に・明け暮れて・1日を送りおました。

脳みそが・パンパンに・なります。

腰掛けて、

飽和状態になった・脳髄を解放するために、

小1時間ほど、

放心状態に・なる時も・珍しくは・ありません。

考える歯科治療。

歯科医師は・指先の器用さが・最終的には・1番・大切です。

これは・本音・です。

が、

思考の過ち、無知なる歯科医師の手先は、

もっと、

たちの・悪い・結末を・迎えるのです。

器用な指先で、

日頃から・貯めに溜めた知識の引き出しから、

正確に・取り出した理論と・手技を、

正確に・精密に、

実行することの・連続が、

歯科医師の・1日なのです。

私の診療所は・患者さんが、

探してでも・来てくださいます。

歯科医院の経営学とか、

歯科医院の患者さんの・集客法について、

今の歯科医師は・大変・興味が・あるそうです。

インターネットで歯科医院の検索を・してください。

医院名の脇に・小さく記された・広告という単語。

広告・と記された・歯科医院が・その広告料を

いかほどに高額な・費用を・広告代理店に・支払っているのか。

また、

インプラント紹介ネットなんて・云うんですか?

あれも・ただでは・ありません。

お金・払って・載せて・もらって・るんですよ。

なぜって、

患者さんが・来ないから・広告するんですよ。

新型コロナウィルスで・飲食店は・大きな打撃を・受けています。

お客さんが・来てくれないからです。

で、

苦心の策として、

出前!

来てくれていたら、

能率も悪い・店で食べるようには・イキマせん。

でも、

生きて行くために、信念に・目を瞑るのです。

私の行く飲食店は、

名前に恥じない名店です。

苦しくても、

出前は・していません。

人間、

限界点に遭遇した際の・行動で、

その人間の・本質が・露見するのです。

クーポン券を出して、

治療費を・ディスカウントする歯科医院や・美容皮膚科に・美容外科。

来て・くれないから・値引き・するんじゃ・ないですか?

エルメスが・値引きしますか?

患者の側も・もう・医療機関の1部の・悪徳を、見抜く必要が・ありますよ!

医療行為を行う資格は・国家試験合格者というだけじゃ・ありませんよ!

梅雨明け

天気予報の方は・わかりませんが、

今朝から、

急に、

蝉時雨。

かしましい・ほどの・蝉時雨。

夏本番ですね。

私は・夏が・苦手です。

特に・四国の夏の・太陽の直射は・激しいのです。

肌に・突き刺さるほどの・痛さを・感じるくらい・強い・強い。

ですから、

外出しません。

と言って、

クーラーも・嫌いなんです。

仕事場では・致し方ありませんが、

院長室は・窓を・開け放ったきりで・エアコンは・つけません。

クーラーの・人工的な冷たさで、

体調が・壊れそうな・気がするからです。

さて、

苦手な・夏。

秋まで、

じっと・していると・しましょうか。