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何か・変ですよね

コロナ・コロナで・翻弄されながら、

冬が終わり、

春が来て、

梅雨に入ったかと・思ったら、

蝉の声が・耳に入り出しました。

突然の雷雨や・豪雨による・災害。

地震も・あちこちで。

しかし、

今日という・唯一の時間を・大切に・過ごしませんと・ね。

今朝、

ふと、

ある事を・突然・思い出したのです。

小学低学年生時代の・夏休み。

暇で・暇で・堪りません。

商家でしたから、

夏は・お中元商戦の・かき入れどき・だったのです。

家中が・従業員総出で、

早朝から深夜まで、

働き通し・でした。

古き日本の・当たり前の光景です。

祖父が社長でした。

彼は・呑気に・過ごしていましたね。

手揉みしながら・すり寄ってくる銀行員たちの

おべんちゃらに・大いに満足そうでした。

広い社長室でした。

ドーンと大きなデスクを構えていました。

部屋のど真ん中には、

どデカい・屋久杉のテーブル。

と、客人用のソファー。

で、

何を・思い出したのかと・云うと、

テーブルの上に、

バカラの大きな蓋付きの・シガレットケースが、

当たり前のように・置いてあり、

訪れた客人も、

当たり前のように、

それから・紙巻きタバコを取り出して、

普通に・吸っていました・こと。

時代って・随分と・変わるものなのですね。

今、

私の院長室は・仕事のためだけの・戦闘司令室。

仕事のための個室でしか・ありません。

同じ・長でも、

祖父は・恵まれていたんだなと・羨ましく・思います。

祖父の葬儀の際には、

頂いた花輪が、

地元の駅から自宅までの1キロ近くでしょうか。

沿道の両側に・びっしりと・立ち並んでいる光景は・圧巻でした。

その息子たる・父は、

東北の病院で亡くなり、

息子たる私の姿もなく、

姉夫婦の関係者だけの葬儀のあと、

遺骨は・姉の自宅の廊下に・放置され・三回忌を迎えようと・しています。

高松市郊外にある・墓地には・遺骨のない父の墓石を建立しましたが、

未だ、

遺骨は・返しては・くれません。

お仏壇に・父の位牌と写真を。

毎日、

祖父たち・他のご先祖様と共に・供養は・していますが、

内心では、

私は、

怒りの炎が・消えません。

しかし、

これは・父の巻いた種だから・致し方ありませんが、

カトリック信仰の原点である・許し・の心でさへも、

姉夫婦に対しては、

十字軍を以て、

戦闘態勢を・整えたい・心境なのです。

身近な人間でさへも・この・ありさま。

どこかで、

道を・間違えたんでしょう。

昔は・良かった!

と、つくづく思うのです。

悪い・人かも

アメリカの人気テレビ番組の・NCISの主人公、

ギブス捜査官からの・影響では・ありませんが、

私は、日常的に・コーヒーを・がぶ飲み・しています。

カフェイン中毒なのかも・しれません。

それに、

あいかわらずの・シガー愛好者。

身体に・悪いモノって・美味なるモンですね。

車も、ヤンチャ路線ですか?

マセラティと・フォードのピックアップトラックです。

スーツに・サングラスが・定番で、

ハットも・時たまに。

生まれ育ちの・良さからくる・品格からでしょう。

その筋の人には・絶対に・観られていないと・自己認識ですが、

そう・思っています。

私にとっての・歯科医学

裕福な商家に・生まれ・育ちました。

しかし、経済的な恩恵とは・裏腹に、

複雑な・人間関係の波に・翻弄された環境でも・ありました。

そのような中で、

信仰心の熱い・年長者の姿を・多く接する機会が・ありましたのは、

思えば、

現在の私の・準備期間を・神様が・与えてくださったものと・思えるのです。

少年期から高校時代にかけて、

頻繁に・とある小さな庵を尋ねることが、

私の心を・落ち着かせてくれる・手段だったのです。

老いた女性の御坊が、

不動明王様に・護摩を焚きながら・般若心経を唱えるのを

後に座って、

両の掌を合わせて、

眺め、

炎を仰ぎ、

目には見えない・力の存在を・認識し始めた・私の信仰への入り口に

当たった時期だったのでしょう。

ある時の・ことです。

行を終えて、

御坊は・振り返って、

私に・言いました。

坊、歯医者に・なりな・はれ。

歯科には全く無縁であった私は、

この瞬間に、

人生が・決まったのです。

馬鹿げた・話に・思えるかも・しれません。

が、

根拠もない、

裏付けもない、

しかし、

運命という・目には見えないモノが、

人の生涯に・大きな影響を及ぼすことを

人は・否定できません。

その瞬間を・信じて、

とにかく・私は歯科医学の門を・叩いたのです。

歯科医学は・レッキとした・自然科学の1分野です。

しかし、

科学を・目に見えない力に・導かれながら、

また、

エビデンスを確実にしつつ、

目に見えない力の存在を・再認識するように・なりました。

さほどに、

生命体とは・摩訶不思議なモノ。

歯科医学の道を・奥へ・奥へと・足を進めるたびに・

目に見えない力の存在を・再認識・確信するように・なりました。

日本人として・生まれた私は、

当たり前のように、

毎年の・伊勢神宮への参拝、

関西人として、

宝塚の清荒神への参拝と・石切神社への参拝を恒例行事とし、

叡山や、お遍路へ。

そのような私が、

カトリックの洗礼へと・至ったのも、

目に見えない力の・お導きと・

自然に、

身体を・任せたのです。

私にとっての・歯科医学とは、

信仰の・目に見える形と・言って良いでしょう。

私の・根管治療

今時は、

根管治療が・若手の歯科医師の・関心ごとに・なっている・そうな。

歯を・大切に・保存する・という状況に・

嬉しく思います。

ただ、

さまざまな方法が・紹介されていますが、

私的には・今一つ・感心できません。

なぜなら、

絶対的な・根拠に・欠けていると・思うからです。

私の・根管治療は、

日本歯科大学・新潟・歯科保存学教室第1講座・初代教授であった

川崎孝一先生の・根管治療を模範とし、

それに・私なりの経験からの工夫を・加えたモノです。

下顎第2小臼歯と・第1大臼歯の・根管治療後の・レントゲン初見です。

最後方の歯の根管治療は・私の仕事では・ありません。

このような・下手な細工は・私には・到底・できません。

私の仕事は・レントゲン所見的には・非常にシンプル。

ですが、

理論的には、

川崎理論に・誠実に則り、

技術的には、

三枝メソッドが・あらゆる所に・織り込まれて・います。

私は・このレントゲン所見を・基準としています。

清々しい・根管治療

根管治療後の・レントゲン写真を観て、

清々しい・気持ちになる。

こう云う時が・最高に・気分が・良いんです。

レントゲンの現像は・未だに暗室の中での・手現像。

デジタル化・してません。

フィルムでしか・判断できない・微妙な彩が・あるんですよ。

フィルムを水洗してから、

干して・自然乾燥するモンですから、

お見せできるには・1日の・タイムラグが・発生します。

現像直後の・濡れたレントゲンフィルム上での・確認にて、

先ず・清々しい・気持ちになって、

翌朝、レントゲン写真をシートに封印する際の・確認で、

再び・清々しい気持ちを・味わって。

ファイバーポストの形成の際に、

レントゲン写真を・取り出すのですが、

そこでも・清々しい・気持ちに。

根管治療って・そうでなきゃ・ダメだと・思うんです。

治療の最中には、

自分を・自分の中に・封印し、

内に・籠った・地味なる治療なんです・けれども、

終わったあと、

晴々しい・気持ちに・なりますから、

私は・根管治療って・好きですね。

へそまがり

手が・空いた人が・電話に出る。

私の診療所には、専任の受付嬢は・おりません。

ですから、

治療後の・お会計や・ご予約の手続きを・スタッフが対応中の際の

電話は

私が・でます。

この間・こんな事が・ありました。

モシモシ・あのぉ・ちょっと・お聞きしたいんですけどぉ?

20年くらい前にぃ・上の奥歯を・抜いたんですぅ。

ずっと・ほっておいたら、

下の歯が・長くぅ・なってぇ、

ホホの粘膜や・上の歯茎にぃ・当たって・痛いんデスゥ!

インプラントも・考えているんですけどぉ、

とりあえずはぁ・応急的に・簡単に・なんとかぁ・してくださいぃ!

私ですか?

申し訳・ありませんが・私では・お役に経ちません。

って・お断り・したのです。

私の診療所の・ポリシーには・適応してませんから。

じっくりと・腰を据えて・治したい!と・決意した方の・歯科医院です。

ついでで・病気は・治りませんよ。

逆の・立場で・考えてくださいね。

私ら・医療職が・治療を・ついでで・したら・どう思いますか?

私らは・命がけで・専念して・今日にあります。

治療を・なめたら・イケマセンね!

きをつけて・外食

仕事・帰りに、

ちょっと・寄り道。

ダイニング・バーって・云うところ・今時の言葉では。

ドアを開けて・店内を・のぞくと・ほぼ満席。

あちゃぁ〜・こりゃ・危ねぇわ!

引き返そうと・思ったら、

先生、お久しぶりです・どうぞ・個室の方へ。

店長に・促せるままに、

壁一面に設えた書棚が・隠しドアになっている施工で、

中に入って・ソファに・腰を落としたんですが。

ただ、ここの個室、ゆうに10名は・入れるくらい・広いんです。

そこに・独り・でしょっ。

なんか・間抜けな・感じ。

仕方がないので、

壁に設えた・大型のテレビモニターで、

普段は・観ないバラエティ番組を視界に、

え〜い・今日は・タップリ食うぞ!

てな・感じで、

次々と・メニューを・指差して、

テレビ番組から、

そうなんだ!

最近は・こういう時世なんだ!

一人・感心しつつ、舌鼓。

しかし、

新型コロナウィルス・いけませんね。

窮屈・この上・ない・ですね!

どこで・この国は・進む方向を・間違えたのでしょう?

ヤフーニュースを閲覧しつつ、

ある記事で、

眼が・止まりました。

東南アジアの某国の・事情です。

日本の大学生の・女性が・記載している・記事でした。

この女学生が・今日・購入したワンピースと・同じ価格で、

貧しい家庭に生まれた・児童・女の子ですが、

売春宿へと・売られていると云う・衝撃的な内容でした。

1万円です。

ある20歳の女性は、エイズに感染し、

臨終の際に、

こう・言った・のだそうです。

私にも・夢が・ありました。

学校というところへ・通って・みたかった。

私は・泣いて・しまいました。

私が・巷で・頻繁に・聞く言葉に・唖然と・していたからです。

登校拒否。

モンスター・ペアレント。

自分探しの旅。

ユーチューバーに・なりたい。

馬鹿野郎・と・思いませんか。

衣食住・満ち足りて・勘違い・すんじゃ・ねぇよ。

そういう・鬱積した気持ちに・火がついたのです。

人の寿命など・たかが100年程度ですよ。

樹木を仰ぐ時、

その生命の強さに・完敗する人類・であることに、

無情感を・覚えます。

誠実に・丁寧に、

与えられた時間を・過ごすことから、

多くの事柄を・学ぶことが・人生だと・思います。

昔の普通が・今では異常って・扱いされる。

なんか・変だと・思いませんか?

おもてなし

この時期になると、

いろんな方からの頂き物が・届きます。

儀礼的な品・も多い・と云えば・不謹慎なんですが、

逆に、

おっと!

吟味し・考えて・試みて・という

心のこもった・珍しい・嬉しい・お品を

吉祥寺開業の小出明医師の細君どのは・届けてくださるのです。

いつも・いつも・ほぉ!と、

包みを開いて、

細君どのの・表情を想像しています。

で、

私は、

細君どのに・返礼のお品を・考えて・考えて。

で、

ゲランの・エステ・チケット。

女性は、エステでの至福の時を過ごす習慣が・必要です。

私は・そう・思っています。

男が、車や・時計に・こだわるのと・同じです。

小出明医師は・真面目すぎて、

女性心に・疎いのかも・しれません。

内助の巧・という言葉を、

教えねば・なりませんね。

これが・きっかけで・小出君が、

細君の鞄の中に、

さりげなく・ゲランのエステのクーポン券を

秘かに・入れておけば・合格!

男は・ドーンと・身銭を切ることも・大切何ですぞ。

せんせ〜い・勘弁してくださ〜い・という電話が・入るかもしれませんが、

私は、細君どのの・味方なんです。

なんで・痛みを・とれないの?

私は、お一人の歯科治療に、

1時間半から2時間。

精密な作業を・必要とする場合には、

半日、

もしくは・まる1日ががりで、

手当てに・勤しんでいます。

むしろ手術の方が、

短時間かも・しれません。

麻酔の奏功時間が・ありますから。

修復治療、根管治療は、

丁寧さを・追求すると、

気が遠くなるくらい・手間暇・かかるんですよ。

その合間で、

初診の患者さんに・接遇します。

興味深い・こと。

私のような・自費治療だけの歯科医院を受診するには、

患者さんの側には・大変な決断が・必要だと思います。

なぜなら、

いくら・掛かるんだろう?

費用のことが・心配だからです。

ですから、

患者さんの側で、

受診するに至るまでに、

勇気が必要なんだと・思います。

で、

考え、悩んで、

それでも・ヤッパリ!

そこで・私の診療の電話番号に。

ということは、

緊急性のない、

複雑な症状なり、

歯科医師不信の塊・のような方々が、

大きな口腔の悩みで・お越しになるのです。

ということは、

痛くて・痛くて・堪らない・という緊急性の無い方ですので、

私・患者さんの・両者が、

じっくりと検査し、

じっくりと・治療を行ない・というスタイルに・なります。

ところが・最近では、

歯科に通院し、

治療しながら、痛い。

で、

当の主治医が、

どうやって・痛みを取り除いたら良いのか・解らない。

そんな・新患の方が・増えたのです。

拝見しますと、

全く・難しく・ないんですよ!

本当に・基本的な事柄が・抜け落ちて・いるだけ・なんです。