相変わらず

昨日は、

午後の5時まで 診療して、

5時半過ぎの マリンライナーに乗車し

岡山で 乗り換えし 一路 静岡県三島市へと。

ホテルに チェックインしたのは

夜中の11時前でした。

夕食ですか?

岡山駅で 購入した 駅弁ですよ。

で、

今朝は 5時半に起床し、

タクシーに乗車し 会議へと。

午前8時半から10時まで。

即座に タクシーに乗車し 三島駅。

新幹線を 乗り継いで、

今は 名古屋付近。

高松駅に 到着するのは 午後の3時半過ぎ。

午後の4時から 患者さんの 診療が入っています。

贅沢だと 思われるかも しれませんが、

新型コロナウィルスへの 配慮と、

私の年齢を 考慮して グリーン車です。

グリーン車の 現状は この通り。

ガラガラ なのが

せめてもの 気休めです。

それにしても 相変わらず 貧乏暇なしの 日々を送っています。

 

伝統の 三枝デンタルオフィスの 新人教育

医療職である以上

生涯 研修に 務めなければ なりません。

単に

器用 不器用 では すまされないのが

歯科医療の 現実です。

理論的根拠のない 仕事は

セミプロ並みと 云えましょう。

毎日 課題を 出します。

で、

翌朝 私も ルーティンよりも

1時間 早く 出勤し、

前日 出した 課題の チェックを 行います。

彼は 歯科技工士ですが、

歯科医師の 大学院生なみの レベルでの 教育を 行っています。

おもしろい ですよ。

日に日に

体重が 減っているのが 判ります。

学問 ついでに 一般書籍も

無理やり 読ませています。

活字離れが 著しい

本を 読む習慣の無い 若者が多い中、

教養を 身につけるために

まずは 歴史書から スタート。

毎朝 質問攻めに 会う 私も 体力が 要るんですよ。

でも、

この若者に 将来の歯科界を 背負って 欲しいのです。

若いって 素晴らしい 

先頃から

私の 診療所で 修行を始めた 青年技工士君。

毎朝、

ノートを 片手に 質問の嵐。

私にも そんな時期が ありました。

振り返って

懐かしい 想いに 浸るのです。

しかし、

もう 若い時分には 決して 戻りたくは ありません。

無我夢中で 必死でしたから。

でも、

並んで こうして 写真を 眺めますと、

つくづく

私も 歳を とりました。

それと、

彼の 体力!

羨ましい。

彼の 父上は 日本の技工の トップ プロ。

さぞかし 大きな プレッシャーを 感じながら 過ごして いたのでしょう。

遊び心 満載の 私。

のびのびと 歯科を 一緒に 楽しんで、

いつか きっと 社会に貢献して くれることを 祈っています。

 

クラウン修復のために 歯を削る際の デザイン

下顎の犬歯に対する オールセラミッククラウン修復。

そのためには、

歯を 削らなければ なりません。

この 手順を 支台歯形成と 専門用語では 言います。

英語では プレパレーションです。

この プレパレーションの デザインには 【原理原則】が あります。

むやみやたらに 歯を削る訳では ありません。

そこに、

歯科医師としての 知識 技量 良心が 試されるのです。

上手い 下手は、

歯科技工士が 1番良く 判断できるんですよ。

なぜなら、

歯科技工士が 歯を 実際的には 製作するからです。

先程の 口腔所見を 模型に 置き換えた 写真です。

この模型上で、

歯科技工士は オールセラミッククラウンを 製作します。

歯科医師の 腕前を 最も熟知するのが 歯科技工士ならば、

歯科技工士の 腕前を 最も熟知するのも 歯科医師なのです。

だから、

三枝 石見の コンビは 長年 継続しているのです。

たまの 休日なのに

全く 予定の 無い 休日を

少なくとも

この 2年半ばかり

母を ひきとってからは 経験してません。

また、

新型コロナウィルスを 警戒して

患者さんと 患者さんの 診察の 間隔を取って

診療室の 消毒作業に 追われていますから、

当然、

1日に 診察できる 患者さんには 限りが 出てくるのです。

と云って、

新しい患者さんは 増える 一方ですから、

その結果、

休日返上という 塩梅に。

私の診療所は 総合診療科ですから

1口腔単位の 診療を 行っていますので、

チョッと 詰め物が 外れたから 直ぐに 診てください という

患者さんの 診療は 行っておりません。

本当に歯で困った時の歯科医院 としての

立ち位置を 厳守しています。

そのような 昨日の 日曜日。

久しぶりに 朝の11時くらい までは オフでありました。

ジッと 休めば 良いものの、

蚊取り線香の中、

通販で 購入した テント式の日射し避けを

組み立てながら、

俺は アホやな!

つくづく ジッと できない 性格を 悔やんだのです。

その後、

母親を 入浴介護に 連れて行き、

その間、

診療所へと。

診療です。

しかし、

私は 本当に 歯科治療が 好きなんです。

だって、

患者さんが 喜んで くれますもの。

クラウン修復治療を 受ける 前に

大がかりな ケースが 圧倒的に

他の 歯科医院よりも 多い ことが

私の診療所の 大きな特徴です。

したがいまして、

口腔全体を 【総合的見地】から 診る 必要が 重要です。

そのような 何十年を 経験し、

そのような 何百症例を 経験し、

長期間の 経過観察から 得られた 教訓の ひとつが

診断用ワックスアップの 重要性です。

患者さんの 歯型から得られた 模型を

徹底的に 分析し、

ワックスを 使って、

クラウン修復の ドキュメントを 再現することは

歯科治療の 長期間の安定に 大きく 寄与するのです。

 

若い人の 力から

この処 ブログの更新が できていませんでした。

猛暑で バテてるのでは?

ご心配を 頂いて、

大勢の方から 案じる お電話を 頂戴いたしました。

この場を お借りして 御礼 申し上げます。

で、

実際は 猛暑などで バテるほど 柔な 私では ありません。

私のクラウン修復の 歯科技工物は

全て 石見晃一氏の 作品です。

長い 付き合いです。

私が 唯一 あ.うん. の 呼吸で 歯科治療を行える

カリスマ技工士が 石見晃一氏です。

歯科医師にとっては 敷居の高い 歯科技工士だそうですが、

私にとっては

プロゴルファーに例えれば、

最も信頼の置ける

歯科治療という トーナメントにおいて

絶対不可欠な キャディーが 石見晃一氏と 云えましょう。

その 跡継ぎ息子たる 青年を

親心なんでしょうね!

私の診療所で お預かりすることに なりました。

歯科技工には 直接 関わりのない

歯科治療の 現場を 体験させたい。

模型と 生体との 差異を 実感し、

それが、

より 良質な 歯科技工物の製作に繋がると 考えた 父親の判断は

やはり 日本のトッププロとしての 実力をもつ専門家ならではの

正しい 判断だと 考えています。

石見晃一氏の 依頼を 断る訳が できる筈ないじゃない ですか?

快諾した という訳なのです。

今時 珍しい 好青年です。

診療所の 掃除 洗濯などの 雑用から

彼の 新人教育が 始まったのです。

私の診療所に 修行に来ることが 決まった

数日前に、

彼から 電話にて 問われました。

先生 事前に 準備しておくことの ご指示を 頂けませんか?

そこで

私は こう 返したのです

おう Vシネマで 【日本統一】でも 観てなせぃ!

この世界での 修行は 任侠道と 変わらんからな!

現状 彼は 【日本統一】に登場する 新人のように

雑巾 片手に 診療所の 至る処を 磨き倒しています。

診療の際は

実際に 私の真横に着いて、

歯科医師の 【手当て】の 一部始終を 観察し、

私から 出された 毎日の課題に 追われています。

診療の 合間には 私の講義。

彼には 歯科医師のトップクラスの 知識を

身に付けさせる 積もりです。

そんな こんなで、

私 スタッフの○○君も 多忙だったのです。

おかげさまで、

若い人たちの 力が 診療所に 入ったことで

診療所に 【勢い】が 出てきたように 感じます。

三枝デンタルオフィスは 常に 変化の 【風】を 採り入れます。

それが、

患者さんの 幸福に キッと 繋がるからです。

患者さん への 絶対的 安定感のために

88歳の 母。

小さい頃は あんなに 可愛いかったのに

ドスの効いた 顔に なって

苦労してきたんかねぇ~?

でも、

仕事のできる 男の顔や!

誉めてるんだか?

くさして るんだか?

半径800キロから 患者さんを 集めること。

そんじょそこらで 真似できる 代物では ありません。

患者さんへ いたわりの 気持ちで。

自分自身に 対しては 鞭打つ 生活を コツコツと。

医療人とは そういう モン なんです。

自然と 厳しい 顔に なったのでしょうね。

患者さんを 視てて つくづく 感じます。

運のある 方って おられるんですね。

最近 診療に着手した 患者さん。

この間 大きな手術したんですが、

運 良く 歯槽骨の損傷が 致命的では なかったのです。

こういう些細な 状況って、

レントゲン や CT 画像では 視れないのです。

やっぱり 手術で

直接 骨を 確認して 把握できるんです。

抜糸して

その際の状況で、

次の 根管治療の アポイントメントを 頂いていました。

が、

昨日 アポイントメント帳に眼を通したら、

アラアラ なぜか 5日 早く アポイントメントが 変更されていたのです。

スタッフに聞くと、

患者さんが ご心配して アポイントメントを 早くに 変更されました と。

私は 根管治療の際に ラバーダム防湿は 必須です。

手術して 歯槽骨を削除形成しなければ ラバーダム防湿が できない 症例でした。

手術直後は 歯は 動揺します。

歯根膜が 外科的侵襲を 受けるからです。

根管治療を 行う際に 仮歯を 外すんですが、

動揺歯の仮歯の撤去は 再び 歯根膜の 大きな力が 加わります。

歯に ダメージを 与えるんです。

そこんとこ 考えて アポイントメントを 入れたんですが、

患者さん的には 私に 協力してくださって

気を 効かして くださったたんでしょうが。

一瞬 ヤバいな!

そんな 嫌な 予感が したんです。

昨夜、

診療が 終わって

実験資料を 作っていた時、

正に その 患者さんから お電話を 頂いたのです。

先生 仮歯が 外れたんです。

次の 月曜日まで 放置して 大丈夫でしょうか?

私ですか?

内心で、

ラッキー!

だって 仮歯を外す ダメージから 回避されたんです。

しかし、

つくづく この方って、

ツイてる 方 なんです。

アチコチの 歯医者で 、

高額 な 治療費用を 支払ったにも 関わらず、

ますます 状況は 酷くなる 一方。

初診の際に、

正直 頭を 抱え込みました。

が、

手当ての 度に、

裏返しの カードが 表に 反る ような 状況に なるんです。

こういう方が、

飛行機が 墜落しても 奇跡の生還を 遂げる 方なのでしょう。

いずれにしても、

私の患者さんは 心配性の 方ばかり。

ですから、

私の 顔も 任侠道の 頭 のような 顔に なったんです。

全てを 背負う。

そういう 仕事ですから。

男は ダメね!

診療所に お越しになられる 女性の患者さん 方々。

鋭い ですよ!

私の 顔を 視るなり、

????????

で、

先生 ズルい わ!

私も 連れてって!

圧倒的な 女性パワーに タジタジ なのです。

と いう訳で、

今朝は 休診を頂いて

四国中央市の HITO 病院の 美容専門外来へ。

78歳 と 79歳の お嬢様がた と 共に。

私の場合、

初診は 診査のみ でした。

2回目の 受診の際に

医師から 説明と これからの 診療手順の計画を 聞いて

3回目の診察から

順次 アンチエイジング治療へと。

ですから、

お連れさせて頂いた お嬢様がた

当然 おんなじ ステップでと 思い込んで いたのです。

が、

待てど くらせど

診察を受けに ゆかれてから 私の待つ個室に 戻って 来られません。

ヤバい!

午後からの 診療に 間に合わないかも?

と 思った頃、

軽やか ステップにて、

せェ~ん せェ~い 終わった わ.よっ!

せっかく 来て

若返り しなきゃ ダメ でしょっ!

 

痛がり 恐がり の 私は、

施術の2時間前から

表面麻酔薬のシールを シッカリ貼って 準備万端。

そのくらい 注射が 恐いんです。

他人には 容赦なく 注射するんですが。

ただ、

そんな 私ですから、

私の 注射は 痛くないって 言われます。

しかし、

いきなり 施術には 舌を巻いて しまいました。

痛くなかった ですか?

 

痛いわ!

でも、

若返りには そのくらいの ことは 当たり前じゃない!

もう せェ~んせェ~い。

男は ダメね!

で、

どう?

私の シ ワ ?

 

お綺麗に なられましたね というのが 精一杯だったのです。

ホスピタリティー実現への 方略

私は 頑固職人です。

ですから、

悪い面も 多く 認識しています。

それでも、

職人堅気を 貫くためには、

頑なに 筋目を 通す 強い意志が 必要だからです。

そんな私が、

唯一、

耳を傾け、

意思とは 関係なく 云うことを

素直に 採り入れるのは

大学時代からの 親友である

群馬県在の 浅見知市朗博士の 意見です。

なぜか? 判りません。

が、

私が 浅見博士には 全ての局面において

叶わないと 素直に 認めているからでしょう。

昔 彼から 意見されたことが ありました。

よぉ 三枝よぉ!

お前のブログ

文章が 硬てぇんだよ なっ!

高校時代に 文学部志望で、

物書き志向だった 色が 残ってるぜ!

ダメだ!

患者さんや 学生さんたちは

お前に 医療人に対して

癒し や 優しさを

先ずは 求めているんだぜ!

特に

お前は 他人からの 嫉妬を受けやすい。

ただ 反面 憧れの 対象でも あるんだよな。

語尾 云々 全て 考えて 書きなさい!

 

私ですか?

判った。ありがとう。そう研究するわな。

 

私を知る人 から すれば

私の 素直さに 仰け反るでしょう。

さほどに、

私は 浅見博士の 見方を 認めています。

 

診療所は 常に 進化し続けなければ なりません。

その ソフト面の 要は スタッフに あります。

ですから、

スタッフを採用する際には、

私は 厳選に 厳選を 重ねます。

キャリアとか、

履歴書は、

全く 関心ありません。

人を 視るのです。

その上で 採用した後は、

さまざまなる スタッフ教育を 続けます。

言葉使いから 所作 などなど。

今までの 経験から、

○○君には、

作文 読書から 新人教育を 開始しました。

読書は 人を 育てます。

文章を書くことは 人に 考える 物差しを 与えてくれます。

そのような中、

昨今、

司馬遼太郎原作の 坂ノ上の雲 を 手渡したのです。

○○君は 私が 最初に授かった娘と 同い年。

世代的には、

このミッション きつい でしょう。

携帯電話が 進歩し過ぎて、

コミュニケーションの方法が

全く違う 今の 日本人。

戦後政策によって、

日本人が 日本人の原点を 忘れさせた 歴史教育。

おもてなし と へりくだる を

ごちゃ混ぜに 受けとる 商人根性の劣化。

幼子が 将来 ウーチューバーに なりたい などと

のたまうのを 黙認どころか 喜ぶ アホウな親たち。

価値観の とらえかたが

この 何十年かで 全く

変わってしまいました。

しかし、

医療人の 医療人たるべき 姿勢は 変わっては なりません。

幕末から 近代に かけて

日本は 民族の存亡の危機に 2度は 遭遇していました。

最初の危機は 日露戦争。

次の危機が 第2次世界大戦 太平洋戦争です。

大きな 犠牲の上に

現在の 日本の繁栄は あります。

歴史から 大きな犠牲を 識ることは

必ず 感謝の気持ちを 育むのです。

そのような 環境下で 初めて ホスピタリティーの心が

生まれ 育つと

私は 信じています。