私の診療所の入り口のドアの脇に、小さな看板があります。
【Hisato saegusa.D.D.s.,ph.D.】
大きな大きな看板に、これでもか!とばかりに、いったい全体、何が専門なのか?解らない程の沢山の標榜科目を
書き列べている歯科医にだけは成りたくないと思っておりました。
看板が電光掲示板の様に光輝く処に美味しい店は無いと、誰でも知っていることなので、
私は自分の仕事場の看板は、出来るだけ目立たない様にひっそりとを心がけています。
この建物の中に、私の仕事場があるとだけ判って下されば良いと云う意味の看板です。
判りにくいと、しばしば言われます。
でも、仕事の中味は確りと自己主張しています。
私の仕事は、歯を通じての表現で良いのです。
私は哲学者でも、人格者でも、コメンテイターでもありません。
私は現役の歯のプロフェショナルです。
歯の事だけしか私には判りません。
でも、歯の悩みだけは真剣に、共に分かち合いたいと思います。
私の診療所は【本当に困った時に思い出して下さい】