入れ歯について その2.


入れ歯はピッタリとしない、硬い食べ物が食べられない、いつか歯茎が痩せて合わなくなると
信じこんでいらっしゃいませんか?

入れ歯の治療は、歯科医の技がためされます。

かく云う私も若い時分には、入れ歯の治療を技工士に頼っていた頃がありました。

今では入れ歯は自分で責任をもって造ります。

型採りの方法も症例によって変えています。

人工歯の配列も、患者さんのお顔を観ながら行います。
それは、より若返って頂きたいという私の願いです。

噛み合わせは、患者さんの骨格によって変化させなければなりません。

今までの歯科の経験から、全力で取り組むのが入れ歯治療の醍醐味です。

但し、一度に何人もの患者さんの入れ歯を造る事は出来ません。

私は、お一人の患者さんの入れ歯が完成してから次の患者さんへ挑む事にしています。

入れ歯でも確りと硬い食べ物が食べられます。
他人目に入れ歯を入れているとは感じさせません。
長い間、皆さん大切に同じ入れ歯をお使いになられています。

どうか入れ歯を信用して頂きたいと思います。