父息子


21の息子は、

何でも酒を断ったとのこと。

あれだけ呑めば、

誰も留めることはないだろう。

飯で腹いっぱいになったら、

帰りたくなった。

近くの息子の住まいへと向かい、

犬のアール君を挟んでの川の字になって、

聖書の話しから、

歴史から職業感へと

話しは巡り、

眠ったのは午前の4時であった。

10時から夙川教会でのミサを受けようと、

今は大急ぎの最中である。