タイトルの通り、
【煩い類い】に所属する私です。
が、
これはどうしようもないのです。
生まれ育ちの為せる技でしょうから、
私自身に罪はありません。
良いモノ、
本物、
綺麗なモノにしか触れずに
育ちましたので。
本当にキザで生意気ですみません。
悪気はないんです。
が、
コダワリ性で、
偽物なり、美しくないモノには、
違和感っていうんですか?
直感的に受け付けないんです。
料理の写真なんか判り易いですね。
別に懐石料理至上主義ではありません。
湯豆腐のような単純な一品でも、
美味しいモノには、
ルールのような同じ匂いが漂っているんです。
器にしても、そうです。
値段が高い皿なら良いってモンじゃありません。
料理との相性と、
盛りつけで、
器の生き死にが決まります。
こういうのを【センス】って言うんでしょうね。
私の尊敬する歯科の先生方も、
良いセンスの香しさを皆がお持ちです。
もうこれは自分の努力の賜物ではなく、
センスのない人を責めても仕方ない事なんですが。
3代は、懸かるんじゃないですか?
感性ですから。
客観的な説明は出来ません。
歯科の仕事でも、
汚い仕事を観ると、
気持ち悪いですよ。
いくら私が老いても、
ありゃないわな!って症例写真に
触れる機会が多くなったような気がします。
歯科医師に余裕が無くなったのか、
歯科医師には心豊かな暮らし向きに
縁遠い人が多かったのかは、
私が歯科医師の子ではないので判りませんが。
利休の茶を手習いする人が少なくなったように、
活け花を普通に手習う習慣が失われたように、
綺麗を手習いしなかった【つけ】が大きく
廻って来る歯科業界だと感じています。