私は患者さんの歯の病気や悩みを治す仕事をしていますから、
いつも優しい心で、
笑みを絶やさず、
穏やかな人で居たいと思います。
決して怒らず、
決して焦らず、
患者さんの病気だけではなく、
患者さんを包み込む心で居たいと思います。
もう若者のような体力はありません。
でも、
歯への情熱、
歯への思いは、
若い時代と変わりません。
人生の中での様々なつまずきを経験して、
もがき、
苦しみ、
泣いて、
悩んで、
反省して、
今の私が在ります。
私には未々、未熟で足りない欠点が在ります。
その欠点から目を反らす気持ちはありません。
真摯に欠点と向かい合い、
上へ上へと、
登って行きたいと思います。
歯科臨床は、
嫌でも自分と向き合う性質を持った仕事です。
新しい年を迎える度に、
私は歯の仕事に就けた喜びと、
続けてこられたことに感謝しています。