専門の違い


今朝は、2度ほど診察させて頂いた患者さんからの

お礼のメールが届いていました。

この患者さんは県内のどちらかと言えば西の方の方でした。

インプラントが原因の副鼻腔炎で苦しまれておられました。

で、除去しようと被せモノを外して、

アバットメントを拝見し、

これは駄目だ!と。

この患者さんには、心臓に弁を装着されておられたので、

負荷をかけると、

心臓がヤバイぞ!と、

判断したのです。

勿論、患者さんの側では、

それほど重大だとは気づいておられませんでしたが。

直ぐに、

徳島大学口腔外科の宮本教授の携帯電話を鳴らし、

翌週、無理やり診察して頂き、

入院下での手術。

で、先日にやっと退院されたとのこと。

私はアメリカ製のハイドロキシアパタイトのインプラントは好みません。

炎症が生じると、

一気に拡がりますので。

最近、このような状況の患者さんが増えています。

高齢になり、

アチコチに疾患を持たれた患者さんに対しては、

各科の連係の採れる歯学部と医学部を併せ持つ大学病院へ

お願いすることが大切であると思っています。

患部だけ観ていれば、

その必要はありませんが。

若しもの緊急時には、

私らには限界がありますから。

私は、徳島大学の口腔外科の宮本教授の医師としての

能力を高く評価しています。

大学病院ですから、

高度な審美的な治療よりも、

全身疾患との関わる問題への対応が優れていなければなりません。

その様な意味で、

近県において、この宮本医師の果す役割に

心から感謝しています。

私のインプラント治療は【歯科保存学】に裏打ちされており、

宮本教授のインプラントは【口腔外科】に立脚されています。

同じインプラント治療でも、

専門分野の違いにおいて、

多少の差異が在ります。

が、既になんの学門的な根拠のないインプラント治療を

受けてしまった後の始末は、

後遺症を出来るだけ最小限にという配慮が寛容です。

変な処で、インプラント治療を受けないのが

最も大切ですが。