何を想ったのか?
「昔、父ちゃんのアルファロメオは格好良かったな!」
で、大いに喜んだ私です。
「で、どっち?」
クラシックカーが好きで、
所謂【段つき】モデル、
ジュリア1600GT 1969年モデルと、
1980年後半のスパイダーベローチェの2台のアルファロメオを所有していました。
女性には馬鹿げた話しかもしれません。
また、金に証したスーパーカーマニアには、
貧乏人のひがみ根性と言われるかもしれません。
が、旧いアルファロメオは美しい。
で、乗って楽しい車でした。
天候などのコンディションの変化によって
車に気を使い、
丁寧に、
車の方へ自分を合わせてヤらねばならないのが、
旧いアルファロメオです。
糞面倒な車です。
其れがアルファロメオの醍醐味でもあります。
冷静に考えると、
どれだけ馬鹿なことにお金を使ったのか!と。
其れが男と云う生き物なのでしょう。
で、息子の云う格好良かったアルファロメオは、
どうやらスパイダーのようでした。
「まぁ、車道楽も行き着いたら、アメ車のピックアップになるわな!」
と、
大いに喜んだ声で、息子に語りかけたのです。
これも男同士の阿呆な会話です。