昨日は、朝の10時からの一番最初の患者さんの予約ギリギリに都内の某歯科医院に飛び込みました。
駅前の立ち食い蕎麦屋で、ササッと済ませ、今日は大変な1日になるだろうと想いつつ。
お洒落な街のお洒落な診療所でした。
先生も若い、スタッフも若い、新鮮な空気流れる、
あぁ、こういう人達が此からの歯科を創っていくんだろうと、安堵したのです。
で、メスを置いたのは5時はまわっていたでしょう。
次から次へと患者さんの手当てに夢中で、
眼は霞むは、腰は痛いは、腕は肩は張るはで、
腹をくくっての、1日でありました。
夜は、私にしてみれば珍しく、この若い先生の好意に甘えて
夕食をご馳されました。
歳をとった私には随分と気を使ってくれているのが判ります。
私も昔、巨星たちから同じように可愛がられました。
技術は、こうやって同じ匂いを持つ人間に継承されて行くもんです。
若い院長先生と若いスタッフたちとのワイワイとの会話を眺めながら、
楽しい夜は更けて行きました。
ホテルに入るや否や、バタンキューで、
それでも悲しいかな。
何時ものように、何時もの時間に目覚めて、
歯医者という職人は、決まりごとが身体に染み込んでいるんだと思います。