私は 父の 遺産を 放棄しました。
現在
私が 引き取った 母の 私有物も
全て 他の相続人に 譲り
母の 全財産は 年金だけです。
母は 現在
施設にて 介護を 受けて 余生を
穏やかに 過ごして います。
ただ、
私が 気まま?
気が つき過ぎ?
週 に 2回の 母との 接触で
母を 託す 施設を
3回 変えました。
変える 際には 電光石火。
施設側に 対して クレームは 入れません。
言っても 無駄だから
私は 母を 託せない と 判断した からです。
会社経営者であった 母は
いわゆる 高額所得者でした から
それ 相応の 年金額を 長年 納めて います。
が、
少子高齢化社会 です。
一般 の 国民年金受給者からは 羨ましい 年金額 なんでしょう
が
今まで 掛けて きた 年金額を 考える と
既に
年金制度は 破綻し
国から 民間へと 委譲する 時が 来た と
私だけでは ない でしょうが
大いなる 矛盾を 感じています。
母の 残り少ない 人生を
尊厳を 持って 過ごさせて やりたいと
そう 考えますと
私には それなりの 支出が 必要です。
私は それを 惜しい とは 思いません。
母 ですから。
私は 商家の 生まれ 育ち です。
裕福な 恵まれた 経済環境で 成長した のは
まぎれもない 事実です。
家業を 継がずに
自己を 貫いて 歯科医師の 道を 選びました。
そういう 訳も あって
私は 両親の 資産を 相続放棄 したのです。
歯科医師免許を 取得してからの
長い間
私は 初めて 貧乏を 経験したの です。
皆さん は 信用しない かも しれません。
が、
大学院時代は
学費 住居費 光熱費 から
多くの 学会 年会費 に 学会出席の ための 交通費 宿泊費
さらに
講習会費用なども 自腹 でした。
夜間診療 の アルバイト
休日診療 の アルバイト
大学での 業務の 他は
生活の 糧を 得る のに 必死だったと 思います。
開業すれば それで
金融機関からの 借り入れ金 の 返済
テナント費用
人件費
材料費用 に 技工料金
一心不乱に 働き ました。
税金も 国民の 義務ですから
相応に 納めなければ なりません。
そんな 何十年 でした。
今では
変な 話し なんですが
歳 を とると
欲しいモノ が 激減します。
ブランド品 の バッグなど
重い ので 逆に 敬遠する ほど です。
時計に しても
Apple Watch が 一番 便利だと。
本当に お金を 所有欲の ために
使わなく なりました。
と 言って
私は 子どもに 資産を 遺そう とは
全く 考えては おりません。
自己努力にて 経済的に 自立すべき と 考えて います。
私自身が 自分で 資産を
汗水 血肉を 削って 形成 したから です。
そういう訳で
お金の 使い方
考えて 使う ように なりました。
あぶく銭 ほど
人間を ダメに する。
そのような アホウも 多く 観て きましたから。
私の 現配偶者は
私より 28歳 年少です。
ひとから 羨ましい と 言われます。
私の 母を とても 大切に して くれます。
風呂も 一緒に 入って キレイに 洗って くれます。
私の 日々の 食事も
栄養バランスを 考えて 出して くれます。
感謝に たえません。
ですから、
私の 心のこり は
私の 死後の 現配偶者の 生活です。
といっても
投資信託 や 株の 運用で
財産を 形成しよう とは 思いません。
私なりの
商家の 産まれ ゆえ の 【勘はたらき】にて
その 対策は 既に 終わりました。
今は
残り 少ない 自分の ために
好きな 歯科治療を 堪能する。
それだけが
私の 全て と なりました。