私の専門は歯科保存学である。
私の行う歯科治療は、
全てが歯科保存学が根幹となっている。
今は全盛のインプラント治療である。
骨結合タイプのインプラント治療は
ブローネマルク.システムインプラントが
代表であり、
現在に於いては
ストローマン.インプラント、
アストラテック.インプラントが
北米、欧州のシェアを占める。
私の講演活動を鑑み、
私のインプラント治療に対して
正面切って
理屈を述べる歯科医は
四国には居ないと自負する者である。
ノーベル.バイオケア社が
ノーベル.ファルマ社と名乗っていた時代から
私はインプラント治療の講演活動を行ってきた。
当時はブローネマルク博士の理念に
裏打ちされた良き時代でもあった。
スウェーデンの
イエテボリ大学とブローネマルク.クリニックに於ける
インプラント治療の中心が、
アストラ.テック.インプラントに重きを置いたに伴い、
私の臨床と講演活動は、
アストラテック.インプラントへと
代わっていった。
インプラント治療は、外科治療ではない。
確かに、インプラントを埋入するには
外科処置は必要ではあるが。
最も大切な事は
基本理念である。
私のインプラント治療の成績は
歯科保存学に裏打ちされたものである。
何が尊い、大切な勘所であるのか
歯科医も、
治療を受ける患者さんも
再考する時であろう。