ケジメ


私の年齢になりますと、

立場とか、

キャラクター的にも、

アチコチから評価・批判などを受け、

コッチは聞きたくないんですが、

そういう類の話しって、

即座に、

耳に入って来るモンです。

慣れっこになりますと、

気にもかからなくなったと言えば

嘘になりますが、

あ~・そうかい・ソレがどうした?

嫌なら、

視るな!

聞くな!

関わるな!

てな・類になるのです。

私が青年期から今日に至るまでに、

憧れた歯科医師と言えば、

東京の内藤正裕先生、

新潟の岩下博美先生のお二方。

全くご性格が違いますが、

確たる自己スタイルを築いておられました。

昨日、

オモシロイお電話を頂戴しました。

ナンでも・私みたいな歯科医師を紹介して欲しいって・内容だったと・思います。

私は歯科界での変人を自覚しています。

でも、

真面目に考えに・考えた末に、

う~ん・

東京の内藤正裕先生か新潟の岩下博美先生でしょうかと。

絶対的な信用に値する総合診療歯科治療と言いましょうか、

包括的歯科治療と言いましょうか、

全人的歯科治療と言った方が良いでしょうか。

で、

序でに、

絶対的紳士。

ソレで以て、

教養深く、

繊細なる美的センスの持ち主で、

それでいて、

ヤンチャな処が在って。

やっぱり、

この御台・お二人でしょう。

考えている間に、

私は自分の事など、

どっかに・飛んで行ってしまっていました。

思うんですが、

私らの稼業という類は、

役者稼業と・同じだと・思うんです。

本当の自分が居て、

ソレでも、

職人としての・自分が居る。

どっちも・私ナンですが、

全く違う人間ナンです。

生き様・生き方って・言った方が良いでしょうか?

幸せ者だと・思いますよ。

好きな歯を触って、

喜んで生きてるんですから。

ソレでいて、

歯で・苦しんで・苦しんで・モガイテいる自分が居る。

無論、

同業の他人目は意識していますよ。

でも、

反面、

全く眼中に入れていない。

その辺は、

全くブレは・ありませんね。

とにかく、

歯科医学って、

自分へのケジメナンです。