日別アーカイブ: 2025年4月15日

インプラント治療 成功への 道

インプラントを 歯槽骨に 埋入する 際

1番に

【安全】な 手術を 心がけねば なりません。

歯科治療で 不幸な 事故は 絶対に あっては なりません から。

とにかく

【安全】【安心】な 手術に 専念します。

 

約8ヶ月 前 に

歯槽骨を 【裂いて】

歯槽骨 の 隙間に インプラントを 埋入した 症例です。

 

インプラントを 埋入した 部分は

【接着ブリッジ】の 【仮歯】にて

隣在歯  対合歯 の 【位置移動】 が ない よう

手当て して います。

 

インプラント と 歯槽骨 の 【結合】は 達成されて おりました

ので

通常 ならば

2次手術 に なる ん です

前方 の インプラント

ご覧 ください。

 

【頬粘膜】 から 延長した 【小帯】が 大きく 成長し

インプラント周囲 の 歯肉が 【薄く】 なり

インプラント の 【テッペン】が 透けて 見えて います。

 

このような 状況での

インプラント修復 は 長持ち しません。

インプラント修復 周囲 の 歯肉が 不安定に なり

歯槽骨 の 吸収を 招く 原因と なります。

 

ソコで

上顎 から 歯肉を 拝借。

インプラント周囲 の 歯肉。

麻酔を すると 大きく 膨張!

インプラント周囲 には シッカリ と した 【付着歯肉】が ありません。

私は

修復治療 において

ソレが

インプラントで なくて も

付着歯肉は 4ミリ 必要だと 考えて います。

 

拝借した 歯肉を 下準備 して

【遊離歯肉移植】 が 完了 しました。

自然なる 歯肉形態は 2次手術 の 際に 行います。

 

インプラント治療。

私が インプラント治療を メーカーと 共に

講習会で 普及させた 黎明期 から は

随分と

変化 して きて いる ように 思います。

 

【変化】で あって 【進化】では ありません。

歯肉 も 歯槽骨 も

太古 の 昔から 変わって は おりません。

 

【基本】に 忠実な インプラント治療。

変わって は ならない ところ

在る ように 思えて なりません。

光明 は あと わずか

ひとくち に 云っても

【入れ歯】

専門用語 にて 【義歯】って 云う ん です

大学 では

この【入れ歯】

部分入れ歯 と 総入れ歯 の 2つ に 別けて

講座が 設けて 在り

ソレゾレ に 教授が 存在し

研究  教育  治療を 分担して います。

総入れ歯 は 【全部床義歯学】

部分入れ歯 は 【部分床義歯学】

と 云う 具合です。

 

私は 学生時代から 【入れ歯】の 学問が 好き でした。

当時の 入れ歯 の 【名人】たちの 著明な 先生方 を

浅見裕先生  浅見保子先生 の ご厚意にて

ご紹介 して いただき

先生方 の 診療所を 訪ねて 行った 青春期。

 

私の 学生時代

【部分床義歯】の 実習が 始まる のは

第4学年 だった と 思います。

私 21歳 の 頃 です。

 

講義 は 講義

実習 は 実習

と して

試験に 出題される 訳です

から

疑問点は

横に 置いて

割り切って 暗記。

 

ただ

当時から

【ある問題】に 関して モヤモヤ感 を 抱いて いた の です。

 

特に 部分入れ歯 での 【片側遊離端 義歯】 です。

コレは

奥歯が 片側 だけ

最後方まで 失った ことに 対する

その 対応策 と しての 入れ歯 です。

 

インプラント治療 の 場合

この 【片側遊離端 症例】が 1番 多い ん じゃ ない で しょうか?

 

歯科治療 に おいて

ドチラ かと 云えば 【ポピュラー】な 症例です。

 

現状 では

ほとんど の 歯科医師は インプラント治療 を

患者さん に 薦める でしょう。

 

何故?

この 【片側遊離端 症例】の 部分入れ歯

理論的 にも 技術的にも

歯科治療に おいて

1番 難しい 難所 だから です。

 

この頃

私は この【片側遊離端 義歯】に 関して

没頭して いました。

 

理論的に

【アルタード キャスト テクニック】と云う 解決法が あります。

国家試験 にも 出題されて いる 代表的 テクニック です。

 

しかし

私は ズ〜と

この 【アルタード キャスト テクニック】

理論的 にも 臨床上も 信用して いません でした。

学生時代 から です。

 

講義を 受けながら

【信じ込む】 こと の 【落ち度】を 感じつつ

試験には

この テクニック に ついて

教えられた 通り の 解答を 書きました

けれども。

 

私は 【習い事】 【芸事】 に おいては

一人前 に ヤッと なれる まで の

10年間 は 【半人前】だと 思って います。

青春期 も そう でした。

 

歯科医師免許を いただいて

まだまだ

少なくとも

10年 は

大学で 学んだ こと に

忠実 に 修練する こと。

そう 戒めて

【その通り】 デキない 自分を 責めて 責めて

立ち直り

また チャレンジ の 繰り返し だった ように 思います。

 

ただ

あの 忌々しい 【片側遊離端欠損部】の 歯科治療

私は インプラントで 対応 する 数10年!

 

アルタード キャスト テクニック に 疑問を 抱き

何十症例 も 試して

一旦

筆を 置いた の です。

 

同じ 遊離端欠損部への 部分入れ歯 でも

【両側 遊離端欠損】に ついては 解決して います。

 

この 40年 がかり の 高い 高い 頂。

ヤット

霧が 晴れて きた の です。

 

キッカケ は ありません。

 

いつも いつも

私 の 弱点  問題点 意識して 暮らして いました。

 

だから で しょうか?

突然

ひらめいた の です。

 

あとは

実際 に 臨床応用 する だけ です。

 

そんな 数日間 を

そんな 数ヶ月 を コレから

過ごす でしょう。

 

今回は 解決し そう です。