私が・文章を書くようになったのは、
大学院に入ってからの事。
文献の翻訳から・始まりました。
指導教授から・返された原稿用紙は、
訂正の赤ペンで・真っ赤に・なっていました。
それを見た瞬間、
私の顔も・真っ赤に・なっていたんだと・思います。
恥じらい・プラス・怒り。
私の入った世界では、
教授を始め・先輩の言うことは・絶対服従。
今とは・雲泥の違いです。
不条理という・現実も・しみじみ実感しました。
そのような環境下で、
文を綴る・という行為を・学んだんです。
医療行為は・ある種の矛盾を・はらんだ行為です。
身体を傷つける行為によって・成り立っているからです。
その・やるせない日常を・解決するために、
さまざまなジャンルの書籍を読むことが・日常になりました。
それが、
私が文章を綴る際に、
大きな影響を持ったことは・間違いありません。
なぜ・このような話題に触れたかと云うと、
後進から・問われたからです。