働く・喜び


58歳を・迎えた・今日、

世間は・休日なのですが、

私は・診療しています。

これだけ・祭日が多いと、

患者さんの治療が・予定通りの段取りで、

できないので・困ります。

ですから、

診療所を・開けて、

と云う・塩梅。

しかし、

これは考えように・よっては、

幸せな・ことです。

歯科医師過剰の昨今は、

どこの歯科医院も・まるで商人のように、

血眼になって・患者集客に必死になっているとのこと。

ありがたいことに、

そのような・競争には・無縁にて、

好きな歯の手当てを、

マイペースで・行えているのですから。

歯と云うモノは、

誠に・奥深い・大宇宙のようなモノです。

何処まで行っても、

真実に・至らない処が、

私の興味を・そらさないのだと・思います。

宮本武蔵の言葉に、

万里一空という・何処まで行っても空は手に届かない、

歯科医学というモノも・同じ。

大変な・仕事に・就いたモンだと、しみじみ感じます。

母を引き取って、

凡そ2週間が・あっという間に・過ぎました。

今夜は、

熱めの・風呂に入れてあげようと、

この母あっての・私なのですから、

そんな事を・思いながら、

長生き・について、

なんとも言えない・気持ち。