月別アーカイブ: 2020年6月

無歯顎・患者さんへの・インプラント治療

歯が全く無い患者さん・の事を、

専門用語で、

無歯顎・患者さんと・言います。

このような患者さんに対して、

インプラント治療を・行う際には、

必ず、

総入れ歯を、

先ずは、

キチンとした・手順で以て、

製作しなければ・なりません。

歯の配列位置や、

噛み合わせ、

顔貌の適否、

先ずは、

総入れ歯を創る事で、

治療のゴールの実際を、

予知出来る・からです。

総入れ歯の人工歯の・真下に、

正しい位置関係での、

正しいインプラントの埋入が、

初めて、

可能に・なります。

無歯顎・患者さんの治療は、

先ずは、

上顎の歯の位置を決める事。

次いで、

下顎の・歯型採りと、

引き続いての、

噛み合わせの位置決定です。

下顎の歯型採りは、

特に丁寧に。

なぜなら、

下顎骨体の形状が、

手に取るように・把握できるからです。

 

誠心誠意


マリリンも・歳とりました。

ベッドの上へ・登れなくなりました。

ですから、

いつも、

ベッド脇の・床で寝ています。

朝・目覚めると、

1番に・見えるのが、

私の上に乗って、

起きるのを・待ってるんです。

で、

ペロペロと・舐める!舐める!

ベッドから降りると、

一緒に・降りての、

恒例行事が・コレっ!

遊べ!遊べ!

で、

ジャ~ンプ!

私の朝って・大変なンですよ。

他の犬たちとも・遊ばねば・なりませんから。

しかし、

この雌の雑種犬の・サナちゃん。

保健所から・殺処分直前で・保護したんです。

よほど・怖かったンでしょう!

此処に至るまで・大変でした。

サナちゃんを・患者さんと・重ね合わせるんです。

初診で・お越しになられる患者さんって、

みんなに、

【歯科医師不信】を感じるんです。

それならば、

私も【歯科医師】。

どうして・私の元へ?

私の・言葉・行い・所作、

全てを以て、

歯科医師不信を・払拭しようと、

懸命に・気配りするんです。

ソレも、

大切な・治療の一環なンですよ。

 

 

男と云う【生き物】

レディー・ファーストを【モットー】とする私など、

御婦人の患者さん・コートを、

さり気なく・脱がせて・差し上げるに至っては、

最早、

技、

プロの領域に達していると・自画自賛しています。

それほどまでに、

女性への気配りに誠心誠意・心をこめて居るんですが、

やはり、

女性は【男と云う生き物】に対して、

一種の・侮蔑を感じる瞬間ってモノが・あるらしい・ンです。

院長室の片隅の・エレキギター。

57歳にして、

初めての・手習いに、

本人は、

至極・真面目に・取り組んで・おります。

また、

最近・ハマっているのは・コレっ!

道具箱から、

さまざまな・道具を揃えて、

真面目に・取り組んで・おります。

女性目線では、

阿呆じゃないの!

でも、

ソレが・男と云う生き物なんです。

昔の帝國ホテルの【靴磨き】は・凄かった!

神業と・言って良いでしょう。

紳士の靴は、

男の顔でも・あります。

それならば、

自分で・手当てすべきと、

思い立ったのは、

最近の社会情勢の影響で、

心に余裕が生まれたからでしょう。

男って、

【こだわり】の・生き物なんです。

代参

新潟市で、

ブロス・デンタル・ラボと云う名の

歯科技工所を開設している藤井技工士に、

おい・君ぃ・今・何処に・居るンや?

はいっ・今・歯科大に来ておりますっ!

ほう・丁度・ええな。

君は・今日の日が・何の日か・判っとるだろうね?

はいっ・ミッドウェー海戦の日であります!

ヨッシャ!

君は・流石やなっ!

悪いンやがなっ・

帰りに、

チラッと、

護国神社に寄って、

俺の代わりに、

賽銭・入れて、

柏手・叩いて・くれへんか?

???

俺は・この日は、

大概、新潟に居たのや。

で、

戦死者の御霊に・最敬礼してたのや。

私の事を、

【タカ派】と・お思いなら、

ソレは・ソレで、

一向に・構いません。

私は日本人のルールだと・思っています。

戦死者を弔う事は。

藤井君は、律儀者です。

だって・そうでしょう?

6月5日と聞いて、

ミッドウェー海戦って、

答えられる・日本人って、

そうそうに・居ませんよ。

気持ちよく、

代参・承知・致しました・って。

笑って・いましたが、

互いが・互いを、

筋目を通す・阿呆烏だと・認識済の・事なんです。

山口多聞司令官・戦死の日にて

今日の日は、

先の大戦において、

ミッドウェー海戦が行われ、

航空母艦【飛龍】と共に、

山口多聞司令官が【名誉の戦死】を遂げた、

歴史的な1日・なのです。

帝国海軍のエースの喪失は、

その後の戦況に・大きな影響を与える事に・なりました。

山口多聞少将の戦死を告げられた際の、

連合艦隊司令長官・山本五十六大将の想いを、

長官が友人に宛てた手紙にて・触れた際に、

大きな感傷を・覚えたのが、

私の青春時代。

私の行動規範は、

間違いなく、

帝国海軍の物指しに・影響を受けている事は・否定しません。

今回の我が国は、

さまざまな【良心】の基に、

平和と幸せを・享受しています。

その礎となられた御霊の御冥福をと。

物指し

私は商家の出で、

歯科は・初代という事に・なります。

これは・ある面、

幸運であったと・思いますね。

幼い頃から、

甘やかされて・育ちましたから、

自由奔放な質は、

もう・直すのは・手遅れでしょう。

この自由奔放さが、

チャレンジ精神の・大元であることには、

間違いないと・思いますね。

ただ、

モノを観る際の【醜悪】と【優れもの】との区別

については、

相当・厳しく・躾けられたと・思います。

【日本的な美】への【目利き】とでも・言いましょうか?

この武器は、

歯科の仕事を行う際には、

圧倒的な有利さに・なりました。

【美しい】もの以外への、

大きな違和感と・抵抗感。

コレが私の【物指し】に・なっている・ようです。

 

本当に・困った時の・歯科医院

1口腔単位の治療って、

どういう事なのか、

患者さんにとっては、

よく判らないって・思います。

そう、

つくづく・感じます。

ただ、

いろんな歯科医院で、

当座の治療を繰り返した結果、

知らないうちに、

全体像をイメージしない事の繰り返しから生じた

大きな誤差。

で、

酷い事に・なっちゃった!

困った!困った!

そういう状況に・至った・患者さんには、

この1口腔単位の治療って・言葉が、

初めて、

実感できるんです。

一般の方は、

歯の治療を・簡単に考えて居られますから、

往々にして、

このような状況が・生じ得るんです。

【本当に・困った時の・歯科医院】

私の処は、

そう・意識しています。

ですから、

むつかしい症例が・多いのです。

暇では・ありません。

 

祈り

昭和9年生まれの・母の、

今日、

誕生日です。

健やかな・気持ちで、

過ごしている・のでしょうか?

私は・母の所在を知りません。

昨年の敬老の日に、

電話で・会話した時が、

生涯最後の、

母・息子の触れ合いでした。

母の置かれた境遇から、

母が切望した、

息子に迎えに・来て欲しいという【夢】は、

儚い夢であり、

直ぐに・迎えにゆくからな!

と、

叶う筈などない事を・識りつつ、

私は・嘘ではありませんが、

妨害が介入する事を識っていましたので、

心の中で、

母最後の声を、

鼓膜に焼き付けたのです。

東北地方に暮らす姉が・世話した施設で、

母は・暮らしています。

施設の名前も・場所も・知りません。

姉夫婦の思惑は、

私の生きる【物指し】とは・全く違います。

ですから、

姉夫婦を信じ・頼った母の、

自己責任と言えば・そういう事になります。

カルテを記載する際に、

今日が・母の誕生日だと・気づきました。

遠くを眺め、

健やかで、

穏やかな心で、

もう幾ばくもない時間が、

幸あるもので・ありますようにと、

目の前の・聖母マリア像を見つめ、

祈りを捧げた・私です。

 

読む・読む・読む!

普段から、

診療所と・家の往復以外は、

外出したく・ない私ですから、

外出自粛要請って、

あんまり・関係ないと・云えば・無いんですが。

それでも、

眼に見えないウィルスから、

惚れられては・困りますから、

なんとなく・憂鬱な日々を・過ごしていました。

大学も、

まだまだ学生に対して、

自宅での・オンライン講義を継続しています。

という訳で、

私の出番は・まだ在りません。

学生との関わりから、

大いにコチラ側が、

学ばされていましたから、

少々・淋しい想いが・します。

という訳で、

今年は、

書籍に向かい合う事に専念している私です。

昨夜は、

この書籍。

非常に・良かったです。

元来、

読書しない・人を、

私は、

重く・みて・いません。

歴史、文学、哲学、宗教、芸術、

専門領域以外の、

コレら・から、

大局的視点が、

生まれるからです。

読書は、

書店を徘徊し、

インスピレーションから手にした書籍を、

読むべし!

私は・そう思っています。

毎日の恒例行事

ソファーに腰掛けたと・思ったら、

ベッドに入ったら・入ったで、

直ぐに、

どこからか・気配を嗅ぎつけて、

ダ~ッ・て、

駆け走って・来ては、

コレ!

どういう・積もり・ナンでしょうか?

ほっといたら、

ズッと、

ペロペロ・やってます。

一昨年の年末に、

殺処分・直前に、

保健所から・引き取った

生後数ヶ月のメスの雑種犬の・サナちゃん。

今でも、

自宅庭・以外は、

絶対に、

外に出たがり・ません。

他所の人間も・全く・受け付けません。

よほど・恐ろしい想い・したのでしょう。

が、

家の中は、

彼女にとっては・天国のようです。

駆け走り、

ジャ~ンプ!

そんな1年と・少々でした。

しかし、

この毎日の恒例行事の・コレ!

ナンとか・なりませんかね。