自覚症状が・ハッキリ出ないと、
歯の病気は、
とかく他人事の・ようです。
まだまだ・大丈夫だと、
根拠のない・自信と余裕を持つのが、
歯科疾患・特有の患者さんの傾向です。
しかし、
プロたる私からすれば、
今ならば、
まだ・ギリギリセーフで、
間に合う患者さん。
早く・治療に着手しないと、
あとから・泣くことに・と。
しかし、
概ね、
患者さんは、
私の言う事が・判りません。
これが・歯科医師の辛い・処です。
若い頃は、
時間をかけて・治療の必要性を説明したモノでした。
でも、
今は・しません。
ソレが、
無意味な労力と・時間である事を
長い臨床生活から・学んだからです。
昨今のコロナウィルス騒動にて、
何処の歯科医院も、
患者さんの数が・激減しているそうな。
私の診療所は、
難症例の宝庫と・呼ばれています。
1つ・1つの治療に、
とても手間暇が・掛かります。
ですから、
患者さんの数に・変化は・ありません。
ただ、
難症例に至るまでに、
もっと早く・お越しくださればと・思いつつ、
もっと早い時期には、
判らないノだろうから、
致し方ないな・と。
複雑な思いです。