日別アーカイブ: 2019年9月9日

祈り

5年生の病院実習の際に、

なついて・いた学生が、

もう半年先に迫った国家試験を前に、

不安感で、

切羽・詰まったンでしょう。

6年生の教室の前を歩いていた私の顔を見つけるや・否や、

先生、もうダメだ!

で、

私ですか?

代わりに・試験を受ける訳にはイキマセンから、

ポケットから、

ロザリオを出して、

お前に預けておくよ・と。

見事、

歯科医師免許を取得した際に、

コレを、

俺に・返しに来い!

と、

掌に、

私の御守りを置いてのです。

誤解しないで下さい。

別段、

私は信者獲得の布教者では・ありません。

ただただ、

教え子・可愛さ・だけ・ナンです。

現状、

歯科医師国家試験は、

資格試験の体を為していません。

もう、

選抜戦と云う状況です。

コレでは・良い臨床医など、

生まれないでしょう。

ガリ勉、ペーパードクター養成の青春期を、

歯学部の学生たちは、

無理強い・されてるんです。

医療人としての、

最大の条件は、

競争に【勝ち抜く】ことでは・ありません。

懐深く、

患者さんを・暖かく【包み込む】ことだと・思います。

だからこそ、

勉強もし、

技術の向上も、

自らの強い意志で、

自分に科すンです。

どうか、

後進たちが・立派な歯科医師に育ちますように。

決まり事

毎月の決まり事。

日本歯科大学・歯科放射線学講座の小椋教授と

晩飯を摂りながら、

キゥオター単位での仕事の目標をたてること。

と、

勉強会を召集し、

論文の進行状況を、

セッツクこと。

で、

俺たちって・借金の取り立て・みたい。

後進たちには・申し訳ありませんが、

人の人生において、

頭から全身にシャワーを浴びるくらいに、

仕事に没頭する時季って・必要ナンです。

そのような【洗練】を経験してこそ・

初めて、

診える【眼力】が・備わるンです。

私らの・仕事は、

後進たちから・煙たがられる事だと、

諦めているんです。

歯科医学は、社会貢献のためにあります。

私らが診れる患者さんの数など・

たかが・シレテます。

だから、

人を育てるンです。

日課

今朝も・早起きして、

大学出勤です。

早朝のキャンパスが夜中の雨に濡れて、

輝いています。

タイムカードをおして、

白衣を纏い、

先ずは、

創立者である【中原市五郎先生】の銅像を、

仰ぎ見るのが、

私の日課です。

で、

ソレから、

いつものように・モーニングコーヒー。