日別アーカイブ: 2018年7月9日

奥歯のダイレクトボンディング修復

ダイレクトボンディング修復の本領は、

生きた奥歯の虫歯の治療の際に、

最大級の効果を発揮します。

これは全て、

私の手先による彫刻物です。

歯に直接、

接着していますので、

セメントを使ってくっつける方法とは

全く違います。

治療最中です。

削った部分に接着剤を塗布しています。

このような治療には、

ラバーダム防湿は必須です。

削った新鮮な歯面に唾液で汚染されると、

また不潔になりますよ。

その上から材料を詰めるのですか?

私にはできませんね。

こうやって、

次々と。

手間はかかります。

でも、

私はダイレクトボンディング修復が

好きです。

手先のトレーニングにもなりますし、

今現在の自分の指先の器用さをチェックできますから。

ひたすら続けること

昔では考えられないような

異常な事件を

しばしば報道で知る度に

コメンテーターの方々が、

アレヤコレヤと、

持論を展開される様を観て、

一億総評論家の時代なんだなと

感じてしまうのは

私だけでしょうか?

批評に値する人の基準って何でしょう?

私は歯科医学のことしか判りません。

歯科以外の多くの分野についての知見を拡げる読書は、

私にとっては、

歯科医学の奥をもっと掘りこむための

別の方向からのアプローチに他なりません。

ただ、

私は歯科医学に関する事柄については、

何でアレ、

ひたすら継続してきました。

このブログ更新についても同じです。

ブログを始めるキッカケとなったのは、

今から11年前のことでした。

現日本歯科大学新潟生命歯学部長をお務めになられる

藤井一維教授からの依頼があったからです。

歯科氷河の時代を不安な気持ちで過ごす学生たちが、

三枝さんの声や意見を求めてるんですよ。

へぇ~?

私なんかを。

それ以上深く考えないのが私の取り柄かもしれません。

忙しさにかまけてできない。

筆が進まない。

ウッカリ忘れてしまった。

そんな事が皆無であったことは、

私のブログの軌跡を観て頂ければ

お判りになると思います。

続けることこそ、

誠意であり、

忍耐であり、

力であり、

それが生きると云う意味だと思います。

ですから、

物事の継続性のない人を

私は全く信用していません。

他人の批評よりも、

自己継続性が人の本質を顕す標だと思っているからです。

躓いても、

転んでも、

ただひたすら続けることに

大きな意味があると思っています。