月別アーカイブ: 2015年10月

明日のブログの更新はお休みさせて頂きます

診療がある日には、毎日ブログを更新すると決めています。

1日の習慣をキチンと規則正しく過ごすことが、私らのような職人には大切な気構えであると信じていますから。

忙しいから出来ない!ではなく、忙しくても決めた手順は守ることが、仕事の質を担保するからです。

明日は診療所には、私は不在です。

しかし、スタッフによる電話の対応は開いています。

私の不在時に、スタッフは日頃の溜まった仕事なり、目につかない処の清掃に頑張って

私の診療所を守ってくれています。

今月は、出張が多いので、書けるときに書くの精神で、

夕食後の一服時にこれを認めています。

辛口

ー 先生のブログは辛口で、誤解されませんか?心配です! ー

というお言葉を、ショッチュウ頂戴します。

ご心配、本当にありがとうございます。

誤解されても私は一向に構わないと思っています。

託児所があるから来てください!

夜の遅くまで診察しているから来てください!

訪問も致します!ご利用下さい!

無料相談もご利用下さい!

今ならキャンペーン中ですから大変お得です!

こういう医者の広告を見た機会も随分と在ろうかと思います。

誰でも、お越し頂いて、商売!商売!

私は診療所の構え、ホームページの見せ方、ブログの書き方は、

ある一定の質を保つ手当だと思っています。

今日直ぐに診てくれる歯医者を予約出きるサイトというモノも在るそうです。

ホテルの空席確認じゃありません。

私らには、その日の患者さんに対する感染防止対策上、

自分の患者さんの緊急時の処置の時間的余裕は設けていますが、

全くの初診を受け入れる程に、患者さんに困ってはおりません。

普通は考えれば判ると思うのですが。

そんな処は、患者さんの数の足らない流行っていない歯医者か、

キャパを越えても金儲け!の商人ですよ。

私のホームページは結構、多くの方々に御覧頂いているようです。

コンサルタント会社にお金を払ってのSEO対策など一切としていません。

そんな事をしないでも、歯に感心の大きい方は多いですから。

ブログの更新についても、ゴーストライターを雇って書いてもらっている等と

同業の歯科医からの陰口を叩かれたこともあります。

患者さんと患者さんの診察の合間を縫っての、細切れで認めていますから、

打ち間違いからくる誤字や、変換ミスの誤字が多いのは知っています。

が、間違いなく、下手な文章でお恥ずかしい限りですが、

私は自身の感性だけで、パチパチと人差し指1本だけで、キーボードを叩いています。

私の診療所は、私の血と肉です。

ブログや情報発信を、スタッフ、かあちゃんに頼んでの、他力本願を私は一番に嫌います。

それが私の流儀ですので。

辛いか、甘いか、私は考えて、あえてそうしています。

矢沢永吉氏ではありませんが、

私のような歯科医の初代、歯医者に成りたくて成りたくての

歯科界の成り上がりは、裸で隠さずの潔さが勝負処だと思っています。

言ったからには、実現する!ですよ。

低次元な話題

私も拉麺、饂飩は好きです。

ウマイ店、酷い店、其々に大きな差が在ることは認識しています。

それは何事にもおいても同じで、造り手の心がけ、気構えの差と言って良いでしょう。

職人仕事とは、その様なモノだと思います。

が、拉麺、饂飩の類いは、所謂、和菓子、日本料理の世界とは全く別物だと思っています。

料理人は、献立を墨で自ら綴り、花を活けて、時には画を描き、皿を選び、四季を表すなどといった

本業の技術以外の様々な芸事に秀でるための修業を続けています。

美味しいモノを目指すのは、当たり前の当たり前。

職人たる者の初歩の初歩の気構え、心構えです。

良く巷で、拉麺屋、饂飩屋の店主が、胸元で両手を組んでのポーズで写真!を目にします。

私は、フン!という気持ちで目を反らします。

一生懸命、良い拉麺、饂飩を造ってという心意気は当たり前なのです。

お金を頂いて商いする以前の、他人にお出しする以前のレベルの店が多すぎるので、

ホンの少し、頑張って居られる当たり前の人も、

先の大きな壁の存在に気づかず、勘違いするんでしょう。

どっかの拉麺の名人が亡くなって、その弟子たちの会が分裂したそうな。

私から言わせて貰うと、阿呆かいな。

【師を凌駕出来ない弟子は不幸である】

レオナルド.ダ.ビンチの言葉です。

なんでもメニュウも仕入れも統一する云々。

分裂の原因のレベルが低すぎて低すぎて。

で。口から出た台詞が、

ー マスコミへのメディア対策が我々の生命線 ー

だときたもんだ。

先代が有名にした屋号に乗っかるだけならしも、

職人の大切な何かを忘れているとしか思えません。

まして職人が群れをなしてなにするん!

私は、ここの味を知りませんから、

有名なんで多くの人の評価を頂いているんでしょう。

料理は舌の繊細さが命です。

偏見で大変、申し訳ありません。

中華料理の脂っこさと拉麺のそれは、別物と私は認識しています。

職人としての心と、味覚が育っていない気がするんですが。

心に染み渡る

素人ですから、難しいことは判りません。

荻須高徳の絵が私は好きです。

好みにより、その人のなりが判ると言います。

この画家の描いたるモノを贔屓とすることが、

私のなんらかは、私には到底判りません。

昔、商家である実家には多くの額が掛けられていましたが、

私は何時も、この画家の額の前に座っていたものです。

時に、デッサンめいたことをする機会もありましたが、

今では、手持ち無沙汰は石膏の歯型彫刻に勤しんでいます。

先程、新しい彫刻刀が届きました。

で、何の気なしに、その画家の描いた世界が脳裏に甦ってきたのです。

心に染み渡る作品です。

故郷は遠きに在りて想うもの

DSC_0018院長室の机上に小さな額を置いています。

新潟の住まい周辺が描かれています。

住まいを探す際に、最もコダワッタのは処です。

絶対に、窓から信濃川に架かる萬代橋が眺められる処!

調度、描かれた風景とは反対側の光景が、何時も窓から見えます。

絵にはボンヤリとですが、住まいも描かれています。

新潟では、朝に夕にと必ずこの橋の周辺を散策するを習慣としています。

この橋の欄干にもたれて、河口へと望んで、日本海からの風に身を置くのが好きです。

緊張感にピリピリとした生活は、人の身体をあずかる医者の定めでしょう。

その張りつめた気持ちを、

私はこの絵に解して貰っています。

悲しい時に、苦しい時に、

あぁ、帰りたいと。

疲れた時に、

あぁ帰りたいと。

故郷は遠くに在りて想うもの、

という詩がありました。

心の故郷が、ここ越後新潟なのです。

女性のタシナミ

小学生の3人娘を、最近、茶道の手習いに通わせています。

毎週に1度程度ですから、ホンのタシナミ程度ではありますが。

流派は、武者小路。

この辺りは、私の好みを無理矢理に反映させての選択です。

何れ世間へと羽ばたかせる時に、役にたつだろうとの親心です。

が、タシナミを学んでくれれば良いのですが、

和菓子だけにヤタラと興味を持ち、菓子でも喰いに行っているのではないかと案じています。

ー 次はどんな美味しいお菓子が出るのかしら? ー

はー⤵と、ため息。

和田精密のインプラント手術用ガイドプレート

DSC_0017朝の1番に、和田精密の橋本所長が診療所に駆け込んで来ました。

先週の土曜日のインプラントの手術で使った手術用のガイドプレートを和田精密に製作して頂き、

彼は私の煩さ故に、心配でならんかったんでしょう。

私のインプラント治療歴はカレコレ28年になります。

多くのインプラントメーカーの講習会もやってきましたから、

さまざまなガイドプレートも使って来ました。

インプラントの治療用の診断ソフトもさまざま在りますが、

私は和田精密のビオナを愛用しています。

他より良いと感じているからです。

そこで、ガイドプレートの製作もという気持ちに至った訳です。

結論ですか?

正確なインプラントの埋め込みが出きる唯一の優れたガイドプレートでした。

私はお奨めします。

秋最中

生きていくために身体が栄養価を必用とするように、

脳髄も栄養素を補給せねば、人は人でなくなるでしょう。

高校時代に出会って確実に影響を受けて、其れから今でも時たま?否、しばしば頁を捲る本が数冊あります。

これ等の古い本は、既にボロボロになっていますが、

その時々で、私の鞄のなかの数冊に混じって、

私に暇つぶしの友となり、在るときは精神安定剤の役目を果たしています。

ジャンルも作家もチグハグであることが今の歳となれば可笑しく想い、

今となれば動機も包括的に理解しています。

青春時代そのものだったと。

永井荷風の墨東倚談、ふらんす物語、あめりか物語。

氏の文章の美しさは、まるで上質のワインを口腔内の粘膜全部と舌の上で味わう深さのようで、

今でも氏の技量を凌駕する作家を私は知りません。

氏の観察力と感受性の繊細さに、頭皮が突っ張った感触を覚えたことを鮮明に覚えています。

白州二郎のプリンシプルのない日本。

これは今でも、色褪せてない、紳士道のバイブルでありましょう。

遠藤周作の彼の生き方。

猿の生態研究に生涯を没頭させた一人の男の生き方を小説に。

この1冊が、何故か、商家に生まれ育った跡継ぎ息子たる私が、

歯科の門を叩く背中を押す最後の力になりました。

読書の秋です。

脳に浸み渡るほどの、栄養を注いで下さい。

秋いろ

昨夜は珍しく夜更かししたので、

朝は9時から始まる鬼平犯科帳に間に合う頃合いまで、

朝寝坊しようと決め込んで床に就いたのですが。

そうはドッコイ!習慣正しい犬の習性を忘れていました。

何時もように決まった時刻に、

世間では真夜中と呼ぶ頃合いに、

皆で私のベッドへお越しに来てくれました。

で、何時ものように暗いなかをリードを手に、

平蔵、マリリン、ラッシーのお伴をさせて頂く破目となり。

二度寝も出来ず、何時ものように論文を読んだり、読書したりの、

平時であれば起き出す娘たちは休日故に朝寝坊。

鬼平犯科帳までに、小一時間ほど間があったので、

再び、犬たちと外の空気を吸いに出掛けたのです。

薄紅と薄紫の秋桜が、秋風に揺れています。

秋のなかに身を置いています。

銀座、並木通りの空也に明日にでも、

お菓子の予約でもしようか等と想いながら、家路へと。

池波正太郎アワーにて大いなる満足感に浸った私は、

午後からは娘たちを伴って、八坂神社のお祭りへと。

来週からは出張地獄が待っています。

診療所と出張に追われるだろうから、娘たちに淋しい想いをさせると思います。

今日はシッカリと娘孝行をと、思って過ごしました。

「46才の森高千里がオバサンにならない訳」に安堵する

何時もであれば、とうに床に就いて夢の中なのですが、

今夜は仕事の書き物の締切に推されて、マダマダ、

で、少しひと休みと云った処です。

頭を休ませようと、ヤフーの画面に切り替えて、

アレッ!

「46才の森高千里がオバサンにならない訳」というタイトルが!

クリックして、フムフム。

記事に大いに同意したのは言うまでもありません。

モット驚いたのは、

イイね!の数が、なんと5.3万もの凄まじい数字!

娘たちから、阿呆では?と、言われつつ、

この数字を明日の朝の1番に、娘たちに見せようと思っています。

私は普通なんだと。