来週の月曜日に予定をいれていた患者さんの技工物が昨日届きました。
総入れ歯を造る際に、人工歯を並べる基準となる器のようなものです。
この器に患者さんの口の中の様々な情報を入れ込んでいきます。
私は今、この患者さんの総入れ歯造りに燃えています。
何故なら、難症例であるからです。
チョットやソッとでは上手くいかない事が優に予想される難しい症例です。
高い山ほど挑みたくのが、山男の習性であるそうです。
私は山男ではありませんが、この患者さんの治療を楽しんでさせて貰っています。
ですから、目の前に在る技工物を目にしてしまったら、もう駄目です。
スタッフの宮田君に
ー 〇〇さんにお電話して、明日来て貰って! ー
と伝えてしまいました。
この春に社会に出た娘が中学生の頃に、
ー パパは身体が大人で心が子ども! ー
と、半ばあきれ顔で言われた事を思い出します。
そうかもしれません。
ズーと好きな歯の仕事を追いかけて来ました。
ズーと、そのように出来た私は本当に幸せな人間だと思います。