日別アーカイブ: 2014年1月17日

追悼

阪神淡路大震災から今日で19年を経過したとの新聞記事に
時の流れの速さを実感しました。

多くの亡くなられ方々のご冥福を
心よりお祈り申し上げるとともに、
未だ多くの苦難を抱えられて居られる方々に対して
お悔やみ申し上げます。

今の平常な生活を過ごせる幸せを
ありがたいと感謝して
これからも歯科の臨床に邁進する所存です。

歯科治療における感染防止対策 その1.

 私の両親は歯科医ではありません。
但し、身近に
私を幼い頃から可愛がってくれた叔父が
婦人科の医師でありましたので
医療と云うものを
遠いものとしては
感じていなかった様に思います。

 幼い頃からよく歯科医へは通っていた様に思います。

 私の実家は食料品関係の商家でありましたので、
衛生については特に気を付けて過ごす環境にありました。

 ですから、歯科に治療を受けに行った際には、
診療イスに寝かされて歯科医が自分の処に来るまでの間
うがいのコップは綺麗だろうか?
照明の汚れを何故、綺麗にしていないのだろう?
天井の汚れが気になったり
医師の手の臭いが気になったりしていた訳です。

 まぁ、衛生面では余り、歯医者を信じていなかった訳です。

 こういう私ですから、
自分が歯医者になったら
こうしたい!あぁしたい!と思う処が多々在って、
加えて生来の凝り性である事も手伝って
今の私の診療所のスタイルになった訳です。

 見学に来られた同業の先生方からは
半ば呆れられますが、
それでも、
感心されたりお誉めの言葉を頂いています。

 兎に角、歯の治療を受けに来られた患者さんに
他の病気を移せば
とてつもなく申し訳無いことですから、
それならば、いっそうの事、
患者さんに協力してもらって
採血をして血液検査を行えば
治療する側としても
それ相応のたいしょが出来ると
先ずは治療の入り口の処で
情報を正確に此方が把握する事にした訳です。

 この人はウィルス性の肝炎ではないかしら?
性病の人が居るのでは?等といった患者さんサイドからの不信は
随分と無くなったと感じています。

 但し、ここまで患者さんに協力してもらっているのですから
此方の感染防止対策は、しっかりとした絶対的なものでなければなりません。

 今の医学では解らなかった未知の感染症が将来見つかるかもしれません。

 私の診療所に来られている患者さんからの
私の診療所に対するこの辺りの潔癖度合いは
先ずは絶対であると自信を持っています。

 具体例を次回からお話しさせて頂きたいと思います。