日課


当たり前のこと・ナンですが、

夜が明けて、

日が暮れる。

目覚めて、

眠る。

その時間軸の中で、

日常は繰り返されるノです。

時たまの・イレギュラー。

たかが・しれたモンです。

だからこそ、

繰り返しを丁寧に綴ることが・

生きる意味ナノかもしれません。

毎朝の日課に、

ご先祖様のお仏壇の

花瓶の水を変えたり、

花を活け替えたり、

お供え物の饅頭を交換したり。

饅頭は、

遠い記憶の中で生きる祖父母や叔母の

好物だったモノを、

つい、

買い物袋に入れています。

お茶は、

京都の【一保堂】の煎茶と焙じ茶。

之は、

私の好み・ですが。

熱いお茶をお供えし、

蝋燭と香を灯したら、

ついつい、

独り言を喋っているンです。

ご先祖様に聞こえているのか・いないのか?

そんなことは判りません。

が、

男って・そういう生き物ナンです。

ひとり語り・

ソレで、

平衡を保てるのだと思います。