最近、
ご紹介した、
この症例ですが、
ここまで至ると、
抜歯しか選択肢がありません。
昨日、
私も、
患者さんも、
意を決して、
抜歯に臨みました。
で、
処置しながら、
やはり、
抜歯しか選択肢がなかったと、
確信しつつ、
なかなか抜けない、
この歯。
器具を引っ掛ける都度に、
バキッと折れる。
歯が破片だらけになり、
形をなさないので、
抜けないのです。
このような歯に、
ファイバー・ポストを接着した処で、
全く無意味。
オマケに、
ジルコニア・クラウンとくれば、
硬くて、
噛む力がかかる度に、
折れる原因を造るようなモノ。
骨を温存する配慮と、
根管先端部品の骨に広がる
病巣を綺麗に全て、
掻き出すことに、
四苦八苦。
このような症例って、
案外と多いんです。
根管治療ができる時期に、
どうぞ
お越しください。
でないと、
間に合いません。