レントゲン写真の全てを物語る


私のブログって、

弟子たち、

同業の歯科医師たち、

大勢が観て下さっているのだそうな。

直ぐに、

質問の雨荒らし。

昨日のレントゲン写真。

上の小臼歯って、

今はどうなってるんですか?

先生、

どう治すんでしょう?

答え。

私の診療所に初診でお越しになられた時には、

既に抜歯されて、

歯そのものが存在していなかったのです。

レントゲン写真上での、

この小臼歯は感染根管治療ではありません。

活きている歯の神経を採っているドキュメントが、

レントゲン写真上で確認できます。

写真は全てを物語る。

リーマー・Kファイルではない、

Hファイルもどきの器具が根管に挿入されています。

しかし、

器具が、

悲しいかな。!

根管から反れて、

脇にパホってます。

見えるんです。

診えるんではないんです。

見えるんです。

あちゃーですね。

でも、

なぜか、

普通に根管充填をしてしまったのも、

レントゲン写真上で確認できます。

写真は全てを物語る。

痛みが残っても仕方ありませんね。

パホってるんですから。

で、

結局は、

この先生、

骨に孔が空いているから抜きましょうって、

その後、

インプラント治療を強く勧めてきたんだそうな。

日本歯科大学では、

少なくとも、

全ての局面において、

このような教育は行っておりません。

レントゲン写真の読影も診えるようにして、

社会へと送りだしています。

レントゲン写真は全てを物語る。