珍しく、
昼食が摂れそうだと、
付属病院を横目に外出する矢先、
ふと、
眼に入ってきたのが、
ヒポクラテスの木。
これはいったい
どういう経緯でと?
早速、
校門を前にしながらターンして、
医の博物館の佐藤館長のもとへと。
館長は私の学生時代の数年年少のクラブの後輩で、
私とは正反対の非常に温和な性格。
私が新潟から去るに際して、
デスクからソファーなど、
彼のもとへと、
そんな関係でした。
丁度、
医の博物館では特別展が催されている様子。
館内を見回る館長が
何気なく振り向いたんでしょう。
あれ?
意外な印象をもったんでしょう。
駆けよってきて、
先生、ご無沙汰しております。
折り目正しく挨拶する館長は
当時の佐藤君のままでした。
で、
ヒポクラテスの木の由来について尋ねたら、
ほぉ、ほぉ、
納得するまでに
丁重な説明を頂いたのです。
ヒポクラテスは私らの良心の基準です。
付属病院の前で、
医聖に由来する【気】を
大いに発散し、
見守って頂きたいものです。