悪い銀歯?


昨日の日曜日、

教会でのミサを受けてから、

午後からの、

岡山県瀬戸内市からの患者さんがお越しになられるまで束の間に、

古風な喫茶店へと。

つい、

週刊誌をと。

目についた大きな記事。

銀歯を進める歯医者は悪い歯医者みたいな記事。

どれどれ?

解説は東京医科歯科大学の田上先生。

ほぉ、副学部長になられたと。

面識はありませんが、

若い時分に、

同じ保存学会にて

何度かお姿をお見掛けしたと、

当時は講師でいらっしゃったと記憶しています。

田上先生の仰る事は、

大筋正しいと思います。

下手な銀歯の詰め物よりも、

コンポジットレジン充填や、

ダイレクトボンディング修復の方が

断然、

私も同意見です。

ただし、

記者が素人ですから、

書き方に偏りがありますね。

症例によっては、

どうしてもダイレクトボンディング修復が不利な時も

極々たまに在るんです。

銀歯ではありませんが、

丁寧なゴールドの詰め物は、

何十年も長持ちしています。

私は思うんです。

材料の違いよりも、

歯科医師の腕の差の方が

治療歯の長持ち度合いに

大きく影響するのではないかと。