度胸と肝の太さ


先の東北大震災を自分の肌で経験し、

報道を全く信用しなくなりました。

ですから、

新聞もテレビニュースも

ある程度の参考までに

としか。

だって、

原発にしても、

メルトダウンしてたじゃないですか?

あの時の官房長官のコメントは?

現地での、

必死の作業を知ってますか?

放射能が怖いって文句は

誰も言いませんでしたよ。

目の前の地獄に、

少しでもお役にたたねば!

当事者みんなが、

そうだったんです。

私にしても、

圧倒的な放射能を浴びてるでしょうね。

石巻市に私の姉は嫁いでいますが、

家族一同で、

香川県に逃げ帰っていました。

当然かもしれません。

事務所から何から何まで

流された訳ですから。

会計士ですし。

ただ、

医療人は、

そこの辺りが、

一般の常識とは違うべきだと思いますし、

実際、違うんでしょう。

病気の人たち、

多くの死者のなかに、

職責があると云うただそれだけで、

飛び込んでゆくんですから。

自衛隊、消防士、警察官、

水道管やガス、電力工事の現場作業員。

みんな同じでした。

が、

本社で指示する背広組、

今では憤りも感じませんが、

同じ人間だとも思いません。

東北の真の復興は、

霞ヶ関の役所の東北移転が第1歩だと

私は確信しています。

東北が安全で、

人々が安心して、

自分の子どもたちの成長と思い出の地と

担保でき、

本気で東北の復興を決めるなら、

家族一同で東北に移住し、

国の政治の中心にすれば良いのです。

土地は充分に余っているのですから。

高速道路も新幹線。

アメリカのように、

仙台や福島をワシントンにすれば良いのです。

政治家に対して、

一歩冷めた視線を向けるのも、

そんな度胸もない、

そんな行動力もない、

そんなリーダーシップもない、

それを国民が感じているからです。