折り合い


旅に出たいと、

不意に、

思う時がありませんか?

一人旅という言葉は、

耳に心地よい響きが在ります。

が、

私には一人旅が、

独り旅という具合となり、

そんな淋しい旅など

したくはありません。

犬でも良いので、

連れが居ない旅を

淋しがり屋の私は、

したくても出来ないのです。

これは質ということになるのだと思います。

仕事に於いても然別。

食べてゆくための収入を得るために働く。

このような考えは、

私には到底に理解できません。

何処に生きる生き甲斐を持つのでしょうか?

ただ、

女性に関しては、

出産、育児などの様々な、

我が子への最も影響力のある母親の大仕事が在ります。

子供の良い点を伸ばす目線と感性で、

常に子供たちに接する訳です。

子供の情緒形成に母性が必須だからです。

人の生涯として、

これほど立派な仕事はないと

私は思っている訳です。

しかし、

社会進出する女性も増えました。

そのような土俵に於いては、

男女の区別はありません。

働くということは、

人生の時間の大半を消費する訳ですから、

働く姿勢というものに対する考え方は、

とても大切だと思います。

仕事においては、

多くの方々との関わりあいを持ちます。

相性の合わない方も、

当然居られるでしょう。

それも、

後から振り向けば、

大きな糧となりました。

望むこと、

憧れること、

それと、

本来の自分の性格。

そのマッチングが上手くゆく場合、

無理すればできる範囲、

到底に無理だと諦める範疇。

この辺りの折り合いを着けることが

大切なのでしょうね。