父娘


仕事が終わってから、

高松駅の改札口に立っていました。

19時過ぎに到着する電車の到着を待っていたのです。

岡山県の中学にて寮生活をおくる娘を

昨夜は帰宅させたのです。

今日から1年の総まとめのテストがあるからです。

ホームから吹き付けてくる風は

とても寒かった!

父親って、

本当に馬鹿ですね。

到着した電車から、

大勢の通勤者に揉まれるようになりながら、

マフラーにコート姿の

小柄な娘の姿が視界に入るや、

駆け寄って、

明日は朝の4時半おきだから、

構内のドーナツ屋で朝食買っておこうか?

家で食事を済ませ、

先に入浴させて、

娘の部屋の勉強机に並んで座る私。

理科の総復習です。

私も中学校の科目には随分と強くなりました。

ただ、

出題者目線に変わったいた自分が可笑しかったですが。

で、

時に、

キツい言葉で、

娘に指摘します。

そんな時に、

娘は黙し、

スーと頬を涙が伝わっています。

こんなこと、

学校や塾に任せてしまいたい心境になります。

が、

子供の姿は私自身の鏡であると、

気がついたので、

アレコレ思案しながら、

娘に対応するようになりました。

色んなこと、

考えさせられます。

人生、全て勉強ですね。

私自身も、

仕事あとで、

心身共に疲労困憊です。

娘は実感できる時は、

自分が親になった時だと判っているのですが。