裏方作業


今は午後の1時半です。

これから2人の患者さんの診察です。

最初の患者さんは、

下顎のオーバーレイインプラント義歯と云う治療の患者さんです。

最近のブログにて、

技工の手順の1過程をお見せした、あの患者さんです。

今日は、インプラントの上に被わる総入れ歯の

人工歯の配列のチェックです。

裁縫で云う仮縫いのような手順です。

噛み合わせや観た目のチェックです。

私の治療では、

このような途中チェックを頻繁に設けています。

患者さんの意向、

私サイドの専門的配慮、

その接点を定めるためです。

この手順を踏むか否かで、

治療した後の安定度合いが大きく変わってきます。

その次の患者さんはインプラントの埋入手術です。

上顎に1本も歯の無い患者さんです。

仮の入れ歯にて、

インプラントを埋入する位置は決まっています。

骨の幅の薄い部分の骨造成の手術も既に終わっています。

で、

今日いよいよインプラントを埋め込む手術の日を迎えました。

9本のインプラントを埋入する予定です。

1時半程度でしょうね。

今日の診察は、これで終了です。

その後、

機材の洗浄、滅菌など、

裏方作業は続きます。

診察と同じくらい、

裏方作業は大切なのです。