睡眠の質


私は極度な【不眠症】です。

訳は判っています。

歯科の診療でテンションが高まってるからです。

お一人の診療時間は、ゆっくりと採っていますが、

診療する側の私の頭の中では、

分刻みの治療手順が出来上がっており、

ゆっくり患者さんとお話ししている様にしながらも、

眼は患者さんの表情なり口元の変化を

ハンターのように探っています。

患者さんが治療椅子に横たわって、

ライトを灯し、

いざ口腔内を診る瞬間から

私の心は一点の波模様もない

張りつめた水面のようになり、

全魂を手先に集中させ、

気を、

手当て一点に注ぎます。

これが私の歯科治療です。

患者さんと患者さんの合間に、

細切れで、

徒然なるままに、

治療の疲れを癒すために

このブログを綴っています。

治療が終われば、

資料などに眼を通し、

真っ直ぐに帰宅しています。

私が早寝早起きであるのは、

小児のように夜に弱く眠くなるからではありません。

放っておけば、

身体の疲労を他所に、

私は何日も眠らないでしょう。

それほどまでに、

私の歯科治療は、

私の全エネルギーを高揚させて行っています。

この高揚は簡単には鎮ずませられません。

帰宅後は、

犬と戯れて、

犬に癒されています。

早寝して、

疲れを取ってから朝方の静かなうちに、

書籍に眼を通したり、

手先のトレーニングしたり、

文献を認めたり、

脳ミソが、

リラックスした状態で、

歯科治療の下ごしらえである手当てをしています。

酒は普段は頂きません。

ですから無理やりに眠るために、

床に就いて前に睡眠剤の力を借りています。

自分のライフサイクルに合った睡眠剤を選ぶのには、

随分と苦労しました。

手術の際に、

患者さんに睡眠剤を使って頂く機会も多いです。

眠りの質を私は重要視しています。

それは噛み合わせにも、

とても影響するのです。

医師よりも、

もしかしたら睡眠剤については、

眠りの質と関連させて、

私の方が詳しいかもしれません。

深酒して眠るよりも、

睡眠剤の方が良いと考えています。

シッカリと深い睡眠は、

筋肉の緊張もほぐします。

ベッドのマットの堅さと沈み具合も大切です。

低反発マットは私には適応していないようです。

モッタイナイと考えがちなベッドのマットですが、

良い品を使う方が、

やはり身体には楽なようです。

私はホテルに宿泊した際に、

これは良い!と感じたメーカーのモノを使っています。

一生懸命に働いているのですから、

眠る質をより良いモノへとする事が、

身体長持ちの秘訣だと思います。