休み明けの1番の仕事は、
インプラントの埋入手術から始まりました。
根が折れて放置していたことで、
骨の吸収が著明です。
粘膜で覆い被さっているので、
患者さん自身に、その自覚はありません。
インプラントの埋入手術と併用して、
骨の形を整えるために、
骨補填材を使って骨造成の手術も必要です。
同じ患者さんの身体であっても、
部位によって骨の質は異なるのです。
人体の不思議のなせる技です。
毎回、毎回、新鮮な気持ち、謙虚な心で、
丁寧仕事をと心がけています。
どれ程の数のインプラントを埋入したの判りません。
が、
患者さんを前にメスを持つ時の緊張感は、
今でも同じです。
進歩がないのか?
ヤタラ自信満々の歯科医のコメントを時に目に触れる機会があります。
これは性格からなのか、
無知の副産物からなのか、
それでも、
羨ましいと、あやかりたいと思うのです。
心配症は、
恐らく生涯の治りそうにない私の持病です。