私くらいだけかと思っていたら、
共同研究者の山口隆司元准教授も共に、
夜の9時には床に就いて、
早朝に論文などの仕事をするのだそうです。
ですから、電話での打ち合わせは9時前には終わらせますし、
出張をご一緒させる頂く時も、
夕食は8時過ぎた位に
「 三枝 、そろそろココで。明日の仕事に差し控えるからな」
キチンと生活管理をされている事が伝わって来ます。
私らの仕事は、
患者さんを診る大変責任あるモノですから。
なんて偉そうな口を叩いていますが、
昔の私ら二人を知る人は、
今の私らの生活を絶対に信じないでしょう。
私らは、本当に遊んだ!遊んだ!
で、
研究もイッパイした!
そして、
女性にも大いにモテモテだったもんです。
今は本当に優しいオジイチャンになりました。
そい言えば、
昔、私を振った吉澤さゆり女史。
「三枝君、大人になったわねぇ」
と、しみじみ言われるのに、
「私も53ですから。子供ではありません」
先ほども診察中の患者さんが
テレビでの都知事候補の討論の感想を。
「 全く男はダメねぇ!
そう言えば先生も昔は女の人を
イッパイ泣かしたんでしょうねぇ?
ねぇ、宮田さん、そう思わない?」
私ですか?
うつむいて黙って聞いてました。
そうかもしれません。
女性の時代ですね。