習慣


窓越しに、

青年期に読んだ新田次郎の【あらすか物語】を思い出すような

北海を一面に覆い尽くす厚い氷の大洋のような雲海の

ただ一ヵ所から、

雪の冠を被った【富士の山】が見えました。

思わず、ソッと柏手を叩いたる私です。