歯は命


朝、娘たちを学校へと車で送り出すのが私の日課です。

車中から3人姉妹が、校門へと駆けて行く姿を見送っています。

これは、今では社会人となった上の娘の時も、倅の時も変わりません。

随分と長い間の運転手だと。

で、つくづく大きくなったと、嬉しさ半分、淋しさ半分。

これもズットかわりません。

最近では、下の娘も独りで眠るようになりました。

こうして親から放れていくのでしょう。

もっぱら、マリリン、ラッシー、平蔵との添い寝です。

この頃は、初診の患者さんが大勢にお越しになられるようになりました。

特に若い女性が多いのに驚いています。

その様な時に、どうしても娘の姿と被って仕舞いがちになるのです。

皆、ご両親に温かい心で大切に育てられたんだろうと。

つい、飯はキチンと食べてるんだろうか?とか、

寒くなってきたから無理すんなよ!とか。

歯の治療以外の事で、アレコレと心配になります。

歯の治療に関しては、皆さんにモット関心を持って頂きたいと、

つい、熱が入るのは、此れはモッパラ変わりません。

私にとっては、歯は命ですから。